観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記  四日市大学戦 平成21年10月17日 at各務原スポーツ広場


GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

初戦の愛知学院大学戦で惜敗し、
その後の中京大、名城大には完敗を喫し開幕から3連敗してしまったグランパス。

選手・スタッフのテンションが下がっていないとよいが、どうだろうか。


名城戦終了後

今日は各務原スポーツ公園で、四日市大学との試合が行なわれる。

今シーズン、東海一部リーグ各大学の力を冷静に見ると、
やはり名城大学がリードしているのは間違いない。
その次には中京大学が続いている印象を受ける。
続く名大、四日市大、愛知学院大、南山大は力がまったく拮抗しており、
最近では稀に見る混戦模様だ。

今日の四日市大学とグランパスも、力はほぼ互角だと私はみている。

しかし、グランパスは四日市大学戦といえばここ7、8年は負け知らずであり、
多分目下10連勝近くはしていると思われる。
過去接戦は何度もあったが、すべて勝利した。
つまり四日市大にはたいへん相性がよいといってよいだろう。


2008年四日市大学戦

今日の試合に負けてしまうと、
グランパスは二部との入れ替え戦出場の可能性がほぼ確定してしまうので、
ぜひともここで踏ん張ってもらいたいものだ。
グランパスの守備はかなりよく、
どのチームのランプレーに対しても素晴らしいアジャストをしている。

ただ攻撃は、課題のパスが通らず苦戦している。

今日も守備陣は活躍してくれると思うので、
キーポイントは「パス」だと思う。
朝から曇天だったが、試合開始ころになると雨がしとしと降ってきた。


雨の中グランパスを見守る監督

肌寒い中、四日市大のキックオフで試合開始となる。

グランパスは自陣25ヤードから攻撃開始。
まず3ヤードのショートパスが決まる。
今シーズンはミドルからロングパスを多用しているためか、
あまり通っていないが、やはりショートパスであれば無理なく通る。

その後フレッシュ(1stダウン)が取れずパント。
続く四日市大の攻撃も何とか押さえ、グランパスは中央付近からの攻撃となる。
ここでRB#24西垣君のナイスランがありフレッシュを取る。
今日は雨天なのでパスはどうなんだろうかと思っていたら、
QB#9友枝君からWR#22安田君への40ヤードのロングパスがぴたっと決まる!
久しぶりに見たナイスパスだ。


QB#9友枝からのパス

「おおー」「やったー」、観客席からも歓声があがる。
これでゴール直前からの1stダウンとなる。
3rdダウンから一年生のRB#29梶原君が中央を走りタッチダウン(TD)!

互角相手に、先取TDを取れたことはたいへんよい。
また、梶原君には人生初めてのTDだったと思うので、
よい思い出となるでしょう。
彼は、グランパスにとって久しぶりの大型RBである。
ポイントアフタータッチダウン(PAT)も決まり、7-0。

キックオフ後、自陣奥深くから四日市大はショートパスや、
ランでじりじりとグランパス陣内に入り込む。
このような地道な攻撃はなんとも不気味である。

数回フレッシュを取り、四日市大はついにグランパスゴール直前まできた。
しかしここは強力なグランパスの守備陣の活躍で
4thダウン、フィールドゴール(FG)狙いとさせた。
四日市大は短いFGを難なく決めて、7-3となる。
「まあ、ここはTDを奪われずに守備陣はよく頑張ったもんだ…」
と私は安堵。


必死に守る名大ディフェンス陣

第2Q開始。
互いに決め手に欠け、パントを繰り返す。
前半終了近く、四日市大はまたもや地道にじりじりと攻めて、
グランパス陣内奥深くまで進む。
しかし、ここもまたグランパス守備陣が活躍し4thダウンでFG狙いとさせる。
約30ヤードのFGトライだ。

四日市大のキッカーの蹴ったボールは雨天の中、まっすぐ飛び、
両ポールの間を通った。
と、思ったが僅かに距離が不足していた。

7-3で前半終了。

やはり、接戦である。
が、守備陣は安定しているし、今日はパスが随分通っている。
後半も接戦となりそうだが、四日市大選手の数はあまり多くはなく、
後半疲れがでてくる可能性があると思うがどうだろうか。

グランパスのキックで後半開始。


K#19七田のキックオフ

四日市大は自陣22ヤードからの攻撃となる。
四日市大は3rdダウンからミドルパスを投げると、
グランパスDBに向かってボールが飛んでいく。
これはインターセプトだ!と思ったがDB君の胸からポロリとボールは落ちてしまった。
「残念、良い位置でのターンオーバー(攻守交替)となったと思ったけど…」

しかし、次の攻撃をよく抑えパントとさせ、
グランパスは中央付近からの攻撃となった。
ここでまたしても、安田君への30ヤードのパスが通り、
一気に四日市大陣奥深くまで進んだ。
再び安田君へのTDパスが投げられたが、
四日市大のDBにインターセプトされ攻守交替となってしまった。


応援団さんとOB陣

接戦なので、ここで1本TDを取ればかなり勝利に近づくと思ったが、
そうは簡単にはいかない。
次の四日市大の攻撃も難なく抑えパントとさせ、
グランパスは中央付近から攻撃となる。

またしても安田君への30ヤードパスが決まって、
四日市陣23ヤードからの1stダウンだ。
「ここで1本取れば勝てる」と私は思う。
しかし、4回パスを試みたがすべてぎりぎりのところで通らず、
攻守交替となってしまった。
やはり、四日市大も必死の守備だ。
7-3で、第4Q突入。

雨天の中も、手に汗握る接戦となり私はグランドに集中する。
四日市大のパスをLB#15岡君がインターセプトしてこれはチャンス!
と思うが攻撃が続かず、パント。
しかし、次の四日市大のシリーズはDL#56延安君のナイスタックルがありパントとさせる。


ナイスタックルを決めた延安

5分過ぎ、QB友枝君のスクランブルランにより10ヤード走ったり、
RB#24西垣君のナイスランがあったりして、
四日市大ゴール近くまで進む。
TDパスを試みるも、四日市大DBの激しいタックルにあい、
インコンプリート。

直後のパスは、四日市大学のDBにインターセプトされてしまい、
攻守交替となってしまった。
パスインターセプトは残念だし悔しいが、ある程度は致し方のないことだ。
仕方がない、と自分に言い聞かせる。

しかし次の四日市大のシリーズもパントとさせ、
グランパスは自陣40ヤードからの攻撃開始となる。
ここはぜひともTDを奪って試合を決めたいところだったが、フレッシュがとれない。

残り時間が余りないので、四日市大は中央付近からパスを連発する。
みえみえのプレーなので、守備陣は守りやすい。
案の定、3rdダウンからのパスを、
グランパスS#31若山君が見事にインターセプト!
「やったー!」


DB#31若山のインターセプト

グランパスは中央からの攻撃で、一年生梶原君のナイスランがあり、
ゴールまで30ヤードと進む。
残り時間3分をきったところで、
一発TDパスが安田君に通り、13-3となる。
残り時間からいってグランパス勝利のTDだった。
13-3。


ハイタッチ!

やっと初勝利を得ることができた。

互角の戦いが予想されたが、
今日は守備陣の活躍とキーポイントだったパスもよく通り、完勝だったともいえるかもしれない。
たいへんよい内容だった。

これで、最終戦の南山大学にもよい雰囲気でのぞむことができるだろう。
勝てば、入れ替え戦には出場することはない。

絶対勝ってほしい!

雨天の中、応援にお越し頂いた皆様には感謝申し上げます。
最終戦も多くの方々の応援をお待ちしています!
ファイト・オン、グランパス!

ご観戦ありがとうございました!!
次回南山戦も応援よろしくお願い致します!!