OBインタビュー

34代 岩立篤さんがインタビューにお答え下さいました。紹介いたします。

OBインタビュー  中京大学戦 平成24年11月3日 at瑞穂運動場ラグビー場



34代 OL 岩立篤さん

東海リーグ最終戦。

すでに名城大学が優勝を決めてしまったが、
今チームで行う最後の試合、
勝って笑ってシーズンを終えてほしいと願うところ。

相手は中京大学。
簡単に勝てる相手ではない。
前節の名商戦ではあわやというところまで追い込まれた。
今回はしっかりと準備した成果を見せてもらいたい。
天気は快晴。やや風が強く肌寒い。

■前半
中京攻撃

QBランやパスで何度かダウン更新
するもミスがあり、パントとさせる。
観客席から見ていてパスラッシュがもう少し
かかってほしいと思ってしまった。

名大攻撃

司令塔は#2QB梶原。
人数を寄せてオープンスペースにQBラン。
しかしホールディングで罰退。リズムが悪く、
3rd downロングでロールパスを試みるもインターセプト。
自陣でのインターセプトは痛い。あちゃーと思い先制点を覚悟するが、
ここで名大ディフェンスが男気を見せる。

まずは#32石丸のQBサック。
彼は今期LBにコンバートされて大暴れ。
公私ともに順調だと風のうわさで聞いている。
3rd downロングも#42木佐貫がパスカット。
余談になるが、彼は一年のときダミーがうまく、
何度もOLに勧誘したのだがうまく逃げられてしまった。
しかし、DBとしていい選手に成長してくれた。

QBサックをきめたLB#32石丸と見事にパスを阻止したDB#42木佐貫

無事FG圏内から遠ざけ、パントとさせる。
先制点を入れられなかったのは一安心。
気合の入ったいいディフェンスっぷりを見せてもらった。

名大攻撃

頼れる男#24松谷や今季いい走りをしている#21瞬の
プレイで連続してダウン更新するも、パントを蹴り攻守交代。

中京の攻撃

やはりパスラッシュが弱いなと感じたが、
すぐパントに追い込む。

名大攻撃

3rd down 4となり、プレイアクションパスを選択。
うわっ、パスプロだだもれだよと思ってQBがすぐ投げた先には
TE#82コロッケ(大常雄基)。
キャッチ後タックルを一人かわしてサイドラインを駆け上がる。
敵陣30ydsに侵入。さすがここぞというときのキープレーヤーTE。
僕自身、数多いTEの夢潰えし選手の中の一人なのだが、
TEとして活躍できているのは非常にうらやましく思う。


パスキャッチ後サイドラインを駆け上がったTE#82大常

続いて、名大はQBがオープンを走ると思ったら
逆サイドからWRがリバースを走りこんできている。
が、WRにピッチする前につぶされてしまう。

試合当初から多用していた
QBランの裏プレイだと思うが、
用意した裏プレイが決まらないのは残念。
気持ちを切り替えてほしい。
スクリーンパスが失敗に終わり、パントを蹴る>。
お互いミスや反則もあり、パントを繰り返す。

前半終盤、中京のパントを#67伸吾がブロック。
こぼれたボールを拾ってエンドゾーンへ走るが追いつかれる。
終盤掴んだビッグチャンス、点を取って折り返したい。

名大敵陣31ydsより攻撃開始
前半多用している人数を集めてのQBラン。
しかしゲインはあまりない。
2nd down。
同じように人数を集めてランかと思いきや
WR#12亀井へスローバック。しかしパス失敗。
真後ろから飛んでくる難しい球だと思うが、残念。
用意した裏プレイが2つとも失敗に終わるのは痛い。
ここで決めたかった。
ギャンブルするもダウン更新できず、攻守交代。

このまま守り切り、前半終了。
0-0のまま後半へ突入。

お互い実力が拮抗していて一進一退のゲーム。
序盤のインターセプトのチャンスを生かせなかった中京、
終盤のパントブロックを生かせなかった名大。
特に名大は用意した裏プレイが二回とも失敗したのは痛かったと思う。
後半はモメンタムを引き寄せて、
なんとか先制点がほしいと思う。

■後半
名大攻撃

3rd down ミドル。
ここで#24松谷へのロールパスが成功。
しかしあとが続かずパント。
パンターは#4祐真が怪我で離脱したため#22藤達(藤井達也)。
滞空時間が長く飛距離もあるナイスパント。
彼は2年。今後も楽しみな存在である。


ナイスパントをみせたRB#22藤井

ここからはお互いにパントを蹴りあう。
#42木佐貫がいいパスカバーをしていたことと、
#22藤達のナイスパントが特に印象に残っている。

中京攻撃

第4Qに入り、中京は自陣深いところで
4th downショートとなり、ギャンブルを選択。
ここが勝負どころと踏んだのだろう。
この試合の運命を決めるかもしれない選択。
名大は守れれば大チャンスが巡ってくる。
が、ダウン更新を許してしまう。

パントのキャッチミスも重なり、
名大自陣へじりじり進まれる。
ここで中京のロングパスを、
WRにきっちりついていた#11主将竹腰功がインターセプト。
ずるずる行かれていた流れを個人プレイで断ち切る。
まさに主将の意地!


インターセプトで主将の意地をみせたDB#11竹腰

名大攻撃

残り時間3:18 
自陣深くよりオフェンス開始。
ちょうど時間を使いきってタッチダウンという
ストーリを頭に描きながら、#2梶原に期待を寄せる。
オフェンスの集大成を見せてほしい。

ダイブで6ydsほど進む。
#48桑野ナイスラン。
続いてQBランでフレッシュ。
自陣30ydsより攻撃開始
2nd downでロールパスを試みるが、
なんとインターセプト。
投げミスかは分からないがあまりに痛い。
自陣で相手に攻撃権が奪われる。

ここは、ディフェンスチーム、
中でもビッグプレイメーカーの豊大か藤居か西埜が
なんとかしてくれることを祈るのみ。

中京攻撃

じわじわと進み、4th down1.
相手はギャンブルを選択。
ここをとめればまだわからんと思いつつ戦況を見守るが、
ランでダウン更新を許す。
さらに次のプレイであっさりTDをとられる。

もはや勝つには奇跡を起こすしかない。

残り時間は45秒。
が、こういうときのキックが飛ぶわ飛ぶわで
自陣深くから攻撃開始。
少年漫画のような展開を夢見て、攻撃を見守る。

1プレイ目、リバースが失敗。
前半にも見たようなつぶされ方。
2プレイ目、ロングパスを放る。
今年ロングパスと言えば#6たっちゃん(石川達也)。
もぎ捕ってくれと思ったがインターセプト。万事休す。

そのまま中京が時間をつぶして試合終了。
0-7で中京大学の勝利。

今シーズンは3位という順位でしたが、
この1年間、チームを率いてきた4年のみんなに
お疲れ様と言いたいです。
大学生活全てをアメフトに注ぎ、辛い練習を4年間
頑張り続けてきた経験は、自身を人間的に成長させ、
バックボーンを密で分厚いものにしてくれていると思います。

また、下級生には悔しい思いや力の足らなさを感じている
選手も多いと思います。
この気持を忘れず、厳しい練習に取り組んで、
来年、ぜひ優勝してほしいと思います。

がんばれ、GRAMPUS!!

岩立さんご回答ありがとうございました!!
中京大学戦をもちまして、2012年度秋リーグは終了いたしました。
応援ありがとうございました!

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