総監督-新発田和夫-

「東海代表を目指して」

新入生の皆さん入学おめでとう。
名大アメリカンフットボール部グランパスは君たちの入部を新しい力として歓迎します。
4年間の学生時代何をして過ごすのか将来のために何をしたいのか学生生活は長いようで短い。
迷っていると後で後悔する。まずは行動、グランパスの練習を見て、部員たちが何を目指しているのか
目標はどういったものか実感して欲しい。そしてわれわれの仲間となって目標を共有し掴み取って欲しい。
アメリカンフットボールは1934年に学生スポーツとして東京地区で3大学よるリーグ戦がおこなわれ、
以後戦中の停止期間はあったものの関東から関西そして全国に広まっており、
現在では全国学生選手権や日本選手権も開催されるようになっている。

名大グランパスは1975年に創部され約40年。
この間には創部時を除いても6年間の2部時代を経験しているが、30年以上も東海リーグ1部に所属し、
数多くの先輩たちの努力で過去6度の東海地区優勝の実績を残している。
2013年度も2011年度に続き同率ではあるが優勝を手に入れることができたことは
今年学生生活を終え社会に巣立つ4年生や部員の努力のみならず、大学を始め・OB会・父母後援会など
チーム関係者全員の熱い思いがあって成し得たことと受け取っている。
こういった組織は単に試合会場の応援だけではなく、多くの交流を重ねることで今後ますます大きく強固になっていく。
大きな声援を背に受けグランドで精一杯の活躍をしてみないか。

アメリカンフットボールは球技の中に格闘技の要素がたぶんに入ったスポーツだが、
名大に入学してくる学生にはアメリカンフットボールに適した人材がいるわけでもなくごく普通の学生たちだ。
ライバルチームに比べれば体は小さく力の弱い者の集まりだ。
弱いものが強いものと戦うには相手以上の努力と工夫が必要となる。
強い物と同じことをやっていたのでは対等に戦うことすらできない。
われわれは常に、何を、どうしたらライバルを打ち負かすことができるかを考えながら練習を行い、
試合で確認する。この繰り返しで東海リーグ制覇を狙い全国を目指す。

グランパスには女性部員も多数活躍している。
彼女たちは試合には出られないが各チームの分析や練習環境整備、選手の健康管理など
各々重大な任務を持ってチームの勝利に貢献している。
名大グランパスの仲間となる多くの新入部員を待っている。

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