観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 名古屋工業大学戦 2023年10月1日
at一宮光明寺公園球技場
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
前週、相性の悪い岐阜大学との一戦を
難なく勝利したグランパスだが、
今日は昨年負けている
名古屋工業大学との試合が開催される。
今シーズンの東海一部6校は、
上位3校と下位3校とに力の差があるように思える。
昨年は名工大に惜敗したグランパスだが、
今シーズンの名工大の試合内容から見れば、
今日はひょっとすると楽勝になるかもしれないと、
私は甘く考えている。
今シーズンのグランパスは、
基本のランプレーがとてもよいので、
実力は結構高いものがあるとも思っている。
曇り空の下、グランパスのキックで試合は始まった。
名工大は自陣32ヤードからの攻撃開始だったが、
あっさりとパントで終わる。
グランパスは自陣30ヤードからの攻撃開始となる。
QB#16村井君より、
キャプテンのWR#7山碕君へ
15ヤードのプレイアクションパス
(ランとみせかけてのパス)が決まる。
続いて毎試合大活躍のRB#17塚本君が、
10ヤードと13ヤードを走る。
相変わらずの判断能力が高い走りだ。
RB#6池澤君も10ヤードと11ヤードを走る。
このRB二人はまだ二年生であることが何とも心強い限りだ。
来年以降はどうなるのだろうかと私はワクワクする。
最後はQB#16村井君が自ら走ってTD !
まずは7-0とリードする。
名工大の攻撃を
DL#70松永君、DL#5金丸君、DL#55上田君の
強力DL陣の厳しいタックルがあり、
簡単に抑えて、グランパスは自陣21ヤードからの攻撃。
グランパスのDL陣は東海一だと私は思っている。
QB#16村井君から
ドロー(パスとみせかけてのラン)フェイクの
パスがWR#11橋爪君に決まって、
50ヤード近く走ってTD!14-0となるが、
名工大は昨年のような
力強さがないように感じるがどうであろうか。
WR#11橋爪
第2Q開始。
両チームパントを来り返すが、
名工大のパントが悪く、
グランパスは敵陣22ヤードからの攻撃とチャンスだ。
ここはQB#16村井君がスクランブルで
右に左に上手く走ってTD 21-0と差は広がる。
まだ第2Qだが、力の差は大きく、
グランパスの下級生を見たいものだと、
余裕の観戦となってきた。
後半開始。
グランパスは自陣40ヤードからの攻撃で、
RB#17塚本君が50ヤード前後独走し、
最後は2ヤードランでTDをあげて28-0となり、
勝負はほぼ決まったように感じた。
20点差をつけてコールドゲームと
なるかもしれないと思うが、
そうなると下級生のプレーがあまり見られないので、
それはそれで残念だなとやや複雑な思いになった。
確かにグランドでは見慣れない背番号の選手が多く見られ、
1年生も多くプレーしている。
そして、またしてもRB#17塚本君のランで
TDを奪って35-0と差は広がる一方である。
しかしその後、さすがに下級生が多いためか、
名工大は2本TDを返して、
35-13となるがグランパスは最後にQB#16村井君から
TE#89伊藤君へTDパスが決まって、
42-13で試合終了となった。
DL
今日はグランパスの完勝だったため
とても気持ちよく観戦できた。
下級生には良い経験になったと思う。
次戦は難敵中京大が相手である。
現段階でグランパスの優勝の可能性は
残念ながら高くはないが、
この試合に勝利しなければ優勝はないので
健闘を心から祈ります。
(この観戦記はあくまでも個人の感想であり、
プレーやスタッツ、
その他の間違いがあればご容赦下さいませ。)