観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 金沢大学戦 令和元年5月18日
at愛知県口論義運動公園蹴球場



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

新チームとなって二試合を
無難に勝利したグランパス。
今日は北陸から金沢大学を
迎えての試合が、
日進市の口論義運動公園サッカー場で開かれる。
金沢大学は北陸リーグでは
常勝のチームであり、
毎年のように全国大会に出場している。
細かい情報がないだけに
やや不気味感はあるが、
今日の試合はどのような
展開になるだろうか。

風の強い薄曇りの中、
金沢大のキックで試合は始まった。
リターナー#18塩谷君がよく走って
自陣38ヤードまで返す。
しかし進まずパントとなった。
金沢は自陣7ヤードからの
攻撃開始だったが、
ボールファンブルがあり、
これをグランパス選手が抑えて、
グランパスは敵陣33ヤードより攻撃となる。
しかし金沢大の激しい守備により、
QBサックを受けて大きくロス。
次にQB#7服部君から投げられたボールは
グランパスWRの手を弾いて、
金沢大の選手がキャッチ…と思った瞬間、
そのボールがまたもや弾かれ、
これをSB#87忍田君がキャッチして
そのままエンドゾーンに
走り込みTD(タッチダウン)!
まったくもってラッキーだ。
PAT(ポイントアフタータッチダウン)も
決まって7-0となる。

WR#87忍田

金沢大は自陣21ヤードより攻撃だったが、
フレッシュを一つ獲得後、
パントとなった。
グランパスは自陣22ヤードから攻撃。
RB#29鈴木君が15ヤード走る。
続いてRB#44都築君へ10ヤードパス成功、
RB#21川野君が9ヤードランしたが、
続かずパントとなる。

第2Q開始。
金沢大は自陣25ヤードより攻撃だったが、
簡単に終わりパント。
グランパスは自陣40ヤードより攻撃。
RB#21川野君が16ヤード走った後、
RB#29鈴木君が9ヤードラン、
QB#7服部君が10ヤードキープラン、
そしてSB#87忍田君へ
12ヤードパスが成功する。
最後はRB#21川野君が
中央をダイブしてTD!
14-0。

RB#21川野

 金沢大は自陣24ヤードより攻撃だったが、
一つフレッシュを取った後
DL#52山本君の激しいQBサックがあり、
パントとさせる。
その後互いにパントを繰り返し前半終了。
グランパスの守備陣は相変わらず強く、
金沢大の攻撃を抑え込んでいる。

DL#52山本

 後半開始。
金沢大は自陣25ヤードからの攻撃で、
RBがオープンプレーから独走し、
ゴール寸前まで走る。
そしてオフタックルを走ってTDを奪った。
ここで金沢大はPAT時のスナップが悪く、
こぼれたボールをDB#2安藤君が拾って走る!
前にはだれもいない!
走って走ってエンドゾーンに到達した。
安藤君はかなりの走力だった。
なかなか珍しいプレーだったが、
この場合はTDの6点ではなく
2点の得点となって、
16-6とリードする。

DB#2安藤

グランパスは自陣40ヤードからの
攻撃再開となったがパントとなる。
このパントは素晴らしく
金沢は自陣17ヤードからの攻撃となった。
中央まで進んだが、
スナップが悪くグランパス選手がカバーして
ターンオーバー(攻守交替)だ。
グランパスは自陣45ヤードからの攻撃で、
RB#21川野君が中央を抜けると
タックラーを振り切り、
独走となってTD!
23-6。

金沢は自陣18ヤードからの攻撃だったが、
LB#5中村君のナイスタックルがあり、
パントとなる。
グランパスは中央付近からの攻撃開始。
WR#17長谷川君へ50ヤード近い
ロングパスが成功する。
最後はRB#29鈴木君が上手い
カットバックで走ってTD!
30-6と差は広がる。

RB#29鈴木

金沢は自陣30ヤードからの攻撃で、
QBが中央を走って大きく前進するも、
4thダウンギャンブルを
失敗し攻守交替となった。
グランパスはQB#7服部君が
ロングパスを投げたが、
強風に押されて、
金沢選手がインターセプトする。
結局30-6で試合終了となった。

今日グランパスは無難な試合運びをしたが、
金沢大学に多くの負傷者がでて、
遠路来て頂いたのに、
大丈夫だろうかと心配な試合だった。

(これは観戦記ですので、データ・プレー他に間違いが
あった場合はご容赦くださいませ)

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