観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 名城大学戦 2023年9月3日
at四日市ドーム



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

9月に入っても真夏のような暑さが続いているが、
今日からいよいよ秋の東海リーグ戦が
四日市ドームで開幕する。
我がグランパスは酷暑を乗り越えて、
どのように成長したのか大いに期待できる。
今日の開幕の対戦相手は名城大学である。
名城は常に優勝に絡んでくる強豪チームだが、
昨秋はグランパスが勝ちを収めた。
それも負ける気がしないような内容で、
私は25年観戦してきて一番楽な名城戦であったが、
今日は昨年のような楽な内容になるとは思えない。
私も気を引き締めての観戦となる。

グランパスのキックで試合は始まった。
名城は自陣23ヤードよりオフェンス開始となる。
名城はフレッシュを取るも、
DB#46白石君がロングパスをインターセプトし、
攻守交替となった。なかなかよいスタートだ。
グランパスは自陣21ヤードからの攻撃で、
WR#7キャプテン山碕君への17ヤードパスが成功。
続いてWR#12佐藤君や
TE#90眞下君のランが決まって進むも、
4thダウンとなり
FG(フィールドゴール)を狙ったが外れる。
名城は自陣27ヤードからの攻撃。
DB#14浜守君のナイスパスカットや、
DL#70松永君のQBサックがあり名城はパント。
第2Q開始。DL#70松永君のQBサックもあり、
グランパスは敵陣32ヤードからの攻撃でチャンスだ!
RB#6池澤君が左オフタックルを抜けて走って走ってTD!
まずは7-0とリードする。よい流れだ。
名城は自陣29ヤードからの攻撃を、
ランとパスプレーでジリジリ進み、
LB#4百成君のナイスタックルもあったが、
TDを奪われる。7-7。
その後は両チーム共に決め手に欠けて前半終了となった。
まさに五分五分の試合内容で、
後半はどうなるか予想がつかないが、
私は単純なミスを犯した方が負けると思った。

DB#46白石

後半開始。リターナー#22高尾君が
ナイスリターンで中央まで返す。
RB#17塚本君のナイスランが続いて
ゴールまで近づき、
最後はTE#90眞下君へ
ショートパスが決まってTD!14-7。
名城は次の攻撃で名大陣深くまで進むも、
DB#14浜守君や、DB#22高尾君の
ナイスタックルがあり、
グランパスに攻撃を封じられる。
グランパスは自陣ゴール近くと
苦しいポジションからの攻撃となった。
ここは、無難にランプレーを続けるかと思ったが、
グランパスはパスを投げて、
名城に痛恨のインターセプトされ、
名城はゴールまで8ヤードからの
攻撃となってしまった、、、。
なぜ、自陣ゴールライン近くからパスを投げたのか、
私にはよくわからないが、とにかく大ピンチだ!
と思う間もなく名城は簡単にTDを奪って
14-14の同点とされる。
何とも悔やんでも悔やみきれない
インターセプトだと私は思った。
第4Q突入。
私は気持ちを切り替えようとするが、
切り替えられない。
その間に名城は一発ロングパスを決めてTDを取り、
ついに14-21と逆転されてしまった。
流れは完全に名城に行ってしまった気がして、
私は落ち込んだままだ。
しかし、グランパスは自陣26ヤードからの攻撃で、
TE#90眞下君が50ヤード以上走ってTDを奪い返した!
素晴らしい。20-21。
ここでTFPを蹴れば、同点だ。
時間はまだ十分あったが、グランパスは、
成功確率のあまり高くない
2ポイントコンバージョンを狙いに来た。
だが失敗してしまい、20-21と負けている。
最後は名城の攻撃をよく抑え
グランパスの攻撃となったが、
如何せん残り時間が数十秒しかなく、
試合終了となってしまった、、、。

TE#90眞下

今日の試合は何と表現したらよいか、
適当な言葉がみつからない。
好プレーも多くあり勝てる試合だっただけに、
残念で仕方がない。
しかし、選手・スタッフは気持ちを入れ替えて、
次戦の岐阜大学戦に臨んでほしい。
チーム力はあると思われるので、
まだまだ優勝のチャンスは十二分にある!
ファイトオン、グランパス!

(この観戦記はあくまでも個人の感想であり、プレーやスタッツ、
その他の間違いがあればご容赦下さいませ。)

更新情報

     
Copyright(c) 2023 Nagoya Univ. American Football Team GRAMPUS All Rights Reserved.