観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 南山大学戦 令和元年5月11日
at名古屋市港サッカー場
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
前週、新チームとなって初の試合は無難に勝利した
グランパスだが、今日は、南山大学との試合が組まれた。
南山大学は長らく一部に所属していたが、
昨秋入れ替え戦に負けて二部に降格してしまった。
常に一部に所属していたチームが降格するのは、
寂しいものがある。それはともかく、
南山相手に今日はどんな試合を見せてくれるだろうか。
GWも終わって、さわやかな青天の日。
南山のキックで試合は始まった。
グランパスは自陣17ヤードからの攻撃開始。
しかし4thダウンインチでフレッシュ獲得はできずに、
パントとなる。南山は自陣39ヤードからの攻撃だったが、
全く進むことができずにパント。
グランパスは自陣30ヤードからの攻撃。
QB#7服部君よりWR#17長谷川君へ6ヤードパス成功の後、
服部君はパスフェイクから自ら走って12ヤード稼ぐ。
次にRB#21川野君は横パスを受けて、7ヤード走るも、
後が続かずパント。
まだグランパスの攻撃はあまり機能していないようだ。
その後互いにパントを繰り返したがグランパスのパント時、
センターからパンターへのボールは大きく外れてしまい、
何とかパンターは自陣5ヤード地点でボールを抑える。
これはピンチだ。
南山は絶好のTD(タッチダウン)のチャンスだったが、
オフサイドの反則を犯してしまい、
FG(フィールドゴール)の3点に終わった。
まずは、0-3とリードされる。
QB#7服部
第2Q開始。
RB#26橋本君が中央を抜けて大きく進む。
SB#87忍田君への9ヤード、
WR#17長谷川君への10ヤードパス成功。
続いてQB#7服部君は自ら9ヤード、15ヤード走る。
SB#87忍田君がショートパスを受けると、
タックラーをずるずる引きずり、
10ヤードゲインする。
最後は左に走ったSB#87忍田君へTDパスが決まる。
PAT(ポイントアフタータッチダウン)は失敗し、
6-3とリードした。
SB#87忍田
南山の攻撃だったが、
LB#4山田(直)君のナイスタックルがあり、
パントに追い込む。
グランパスは敵陣43ヤードより攻撃だが、フレッシュ獲得後、
4thダウンインチからFGを狙いに来た。
42ヤードものFGなのでこれは無理かな、と思ったが、
K#95古谷君は成功させて3点追加し、9-3となった。
風に上手く乗った感もあるがナイスFGだ。
南山の攻撃を抑え込みパントとなったが、
グランパスも攻撃が続かず、パント。
しかし南山リターナーがこのボールを弾き、
LB#58番君がカバーする!
ターンオーバーだ。グランパスは敵陣24ヤードからの攻撃。
WR#17長谷川君へのTDパスは決まらず、
4thダウンからK#95古谷君の40ヤードFGが決まって
12-3となった。これも上手く風に乗ったといえ、
古谷君は42,40ヤードと長い距離のFGを決め、素晴らしい。
前半終了。
LB#4山田直
グランパス守備陣は強力で、
完全に南山の攻撃を封じているのに対して、
攻撃は思ったほど機能していないように見える。
やや南山DL陣に抑えられているような印象を受けた。
グランパスは攻撃ラインの両エンドを
スプリットにしていることも関係があるのだろうか…。
グランパスのキックで後半開始。
南山リターナーをDB#3田中君がナイスタックルして、
南山は自陣16ヤードからの攻撃。
LB#47堀田君のナイスタックルやQBサックなどがあって、
南山はパントとなる。
グランパスは敵陣44ヤードからの攻撃開始だ。
RB#26橋本君の鋭い走りでゴールまで21ヤードとなる。
QB#7服部君がキープし大きくゲインして、
ゴールまで2ヤードとなって、
最後はRB#26橋本君が中央をダイブしてTD!
19-3と差は広がる。
RB#26橋本
南山の攻撃を簡単に抑えて、
グランパスは敵陣43ヤードから攻撃。
ゴールまで7ヤードと進んだが、
4thダウンから24ヤードのFGを決めて22-3となった。
次に、またもやグランパスは南山の攻撃を
あっという間に抑えて、敵陣30ヤードから攻撃となる。
しかし、敵陣29ヤードまできたところで、
4thダウンとなったので、
私はギャンブルにでてくると思ったが、
グランパスはFGを狙いにきた。46ヤードもの距離があるので、
「こんなロングは絶対決まるわけないよね」と私は思う。
しかし、K#95古谷君が蹴ったボールは
両ポールの中を通って成功!
いやいや、私は20年間グランパスを応援しているが、
46ヤードのFGは記憶にない。古谷君、素晴らしいです。
彼は高校時代サッカーの経験者なのだろうか。25-3。
K#95古谷
第4Q開始。南山は自陣30ヤードからの攻撃で、
ランとパスが立て続けに決まって、
連続してフレッシュを獲得する。
しかし南山のパスをLB#5中村君がパスインターセプト!
グランパスは自陣25ヤードからの攻撃が
4thダウンパントとなったが、スナップされたボールが悪く
パンターはパントできず、
南山の敵陣23ヤードからの攻撃とさせてしまった。
しかし強力グランパス守備陣は南山の攻撃を抑えて、
自陣24ヤードからの攻撃。
その後グランパスにチャンスはあったが、
攻撃に決定力がなく、
結局25-3で試合終了となった。
LB#5中村
今日は、南山の攻撃を封印したグランパス守備陣は
とても安定感があったが、
攻撃の決め手に欠けたような気がした。
今後の奮起に期待しよう。
(これは観戦記ですので、データ・プレー他に間違いが
あった場合はご容赦くださいませ)