観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 福井県立大学戦 平成24年4月28日 at名古屋市港サッカー場



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

昨秋は、久しぶりに優勝を果たしたグランパス。
しかし、三校同率優勝という、なんとも微妙な?優勝だったため、
今年こそは単独優勝を願うばかりである。

今日は新チームになっての初試合が行われる。たいへん興味あるところだ。

昨年のチームからQBは残り、WR、RB陣も主力が残ってはいるが
、OLとDL陣の主力が抜けたため、たいへん気になる。
なにせ、フットボールはまずラインが基本にあるので、
ラインが弱くては試合が成り立たないのだ。

本日の対戦校の福井県立大学とは、
私の記憶では8年ぶりの対戦ではないかと思う。
その頃、グランパスは一部に昇格し、チームには破竹の勢いがあった時だ。

私は楽勝だと予想していたが、
それに反して、グランパスは負けてしまったことを覚えている。
しかし、最近の北陸リーグは金沢大学が抜きんでており、
他の大学との差は開いているという情報を得ている。
今日の試合はどのようになるか興味あるところだ。

私は所用があり、前半終了間際からの観戦となった。

会場に着き、スコアボードを見ると、34-0とグランパスがリードしている。
一方的な試合のようだ。
スタッフに前半戦の内容を聞くと、早くも主力の一部は退き、控えの選手が出場しているそうだ。

間もなく前半終了となる。

ふと気がつくと、間近にチアリーダーの方々が応援しているので、
応援席を間違えたかと思ったら、どうもグランパスの応援をして頂いているようだ。
フットボールにはやはり、チアリーダーの応援がマッチしているので、今後もぜひ続けてほしいものだ。

後半開始。

福井県立大学(県大)はフレッシュが取れず、パントとなる。
QBはレビュラーQB#2梶原君に代わって、#4安田君がプレーする。
パスを連発するもインコンプリートが続きパント。
県大は自陣40ヤード付近から連続してミドルパスが決まり、1stダウンを奪う。
しかし後が続かず、グランパスは自陣20ヤード付近からの攻撃開始となる。

RB#21伊藤君が20ヤード近く走って、フレッシュを取る。
QBは#16杉本君が入り、パスを投げようとするがWRがカバーされており、自ら走る。
ナイスブロックもあり60ヤード以上独走し、ゴール直前まで来る。

 


独走するQB#16杉本

RB#22藤井君がエンドゾーンに飛びこみタッチダウン(TD)!
ポイントアフタータッチダウン(PAT)は2点を取りに行くが失敗。40-0。


エンドゾーンに飛び込んだRB#22藤井

続く県大の攻撃中、LB#32石丸君がパスを上手くカットし、県大はパント。

第4Q開始。
QB安田君からWR#6石川君へ15ヤードのパスが成功。
続いて松谷君が20ヤード走ってTD。
今シーズンも石川君、松谷君はやってくれそうだ。47-0。


パスキャッチ成功したWR#6石川

県大は攻撃の決めてがなく、パントを繰り返す。
グランパスも決め手がなく、点を重ねられない。

県大中央付近からのパスプレー。
QBから投げられたミドルパスを石丸君がぴたっとインターセプト!
ゴール直前まで走る。
最後は藤井君が飛び込み、TD。


インターセプトして仲間と喜ぶLB#32石丸

結局、試合はグランパスが54-0で勝利した。
正直言って、福井県立大との力の差は大きく、
新チームの力を測るにはあまり参考にならなかったような気がする。
次週からの試合に、グランパスの真価を問うことにしたいと思う。

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