観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記  日本福祉大学戦 平成23年9月19日 at半田運動公園陸上競技場


GRAMPUS 後援会会長
門池 啓史 さん


開幕の初戦、強豪中京大学との試合を接戦で勝利したグランパス。
誠に良いスタートをきった。

9月18日に行われた中京大学VS名城大学の試合で、
中京は名城に圧勝し力強さをみせただけに、
グランパスが中京に勝ったことはたいへん大きい。

本日は、日本福祉大学(日福大)との試合が
半田運動公園陸上競技場でナイトゲームとして行なわれる。


試合開始前の整列

日福大は昨年まで二部リーグに所属していて、
今シーズン初めに一部にあがってきたチームである。

昨年は全日本代表にもなったアスリートが活躍したが、
今年はどんなチームになっているか興味深い。

しかし春の試合と開幕試合を観る限り、正直他の5チームとは力の差があると思う。

日福大のご関係者には失礼だが、
グランパスの勝利は多分間違いないので、
本日の試合は後半からはグランパスは多くの一、二年生を投入すると思う。

日が沈みかけている、半田競技場。

グランドの選手たちが黄金色に輝いて見える。

グランパスのキックで試合開始。

日福大は自陣15ヤードより攻撃開始となる。
あまり進めなかったが、グランパス選手の日福大QBに対するラフィングザパサーで
フレッシュを獲得する。

しかし後が続かず日福大はパント。

グランパスは中央付近からの攻撃となった。
RB#21伊籐君がオープンを走りフレッシュを取る。
SB#24松谷君へのパス成功。

次にQB#2梶原君からWR#6石川君へロングパスが投げられる。
石川君はゴールに向かって一直線!


QB#2梶原からWR#6石川へのTDパス

日福大のCBもぴったりついていたが、最後は抜かれて、
石川君はエンドゾーン内でボールをキャッチ。

タッチダウン!

50ヤード近い見事なロングパスでした。
ポイントアフタータッチダウン(PAT=トライフォーポイント)も成功しまずは7-0。

多分これから怒涛のグランパスのTD攻勢が始まると思う。
早めに差を開けて、一、二年生を観たいものだと思う。

日福大は自陣40ヤードよりオフェンスをするも、
QBのパスをLB#41清水君がインターセプトして攻守交代となる。

OL#56延安君のナイスブロックにより、RB#21伊藤君はフレッシュを取る。
毎度ながら延安君の活躍は素晴らしい。

彼が東海リーグ一のOLであることは間違いないだろう。

ゴールまで1ヤードからRB#19七田君のランによりTD。

14-0。

第2Q開始。

グランパスDB#8西埜君が、日福大のパスをインターセプトして攻守交代。


インターセプトを決めたDB#8西埜

グランパスは中央付近からの攻撃。
WR#27塚本君への10ヤードパスを成功させフレッシュ。

続いて石川君への30ヤードパスが成功し、
ゴール直前まで進む。

グランパスは下級生になかなかよいWRがたくさんいるようだ。
まともに取れるWRが上級生にも下級生にも
これほど多いのは、私の記憶にはないことだ。

しかしグランパスRBがほぼゴールライン上で
ボールをファンブルし、攻守交代となってしまった。
やや残念・・・。

だが、日福大も大変苦しい位置からの攻撃で
フレッシュを取れず、パント。

グランパスはゴールまで15ヤードからの攻撃となったが、
簡単にTDを奪って、21-0となる。

ほぼこれで勝敗は決定したように私は思うので、
これからはレギュラー以外の一、二年生の活躍を観たいところだ。

日福大はフィールドゴールを一本決めたが、
続くキックでリターナー#28高戸君がリターンタッチダウンを取ったところで前半終了。


#28高戸のRTD

28-3。

予想通りの展開で私はほっと一息。
こういう試合は本当にリラックスできてよい。

しかしいつもの緊張感がないのと、
ナイトゲームでグランドはとても暗く細かいプレーが見えないので、
やや私は集中力を欠いている。
選手はもちろん、観客も集中が必要です…。

後半開始。

グランパスはリターナーとなっている#6石川君が中央付近まで返す。

先日の中京戦も、今日の試合も石川君は大活躍である。

と思っていたら、またしても石川君への20ヤードパスが決まる。
RB#23坂田君のナイスランがあり、
ゴールまで近づく。

梶原君に代わってプレーしているQB#4安田君(二年生)から伊藤君へのピッチが決まってTD。
2ポイントを狙うも不成功で、34-3となる。

グランドの選手は多くが一年生と二年生となっている。

これはたいへんよい経験となるだろう。

安田君から代わったQB#16杉本君(二年生)から
一年生WR#1相武君への10ヤードパスが決まってフレッシュを奪う。
相武君人生初のパスキャッチだと思います。

さすがに一、二年生主体で試合を行っているためTDはなかなか奪えないが、
日福大の攻撃はよく押さえている。

第4Qに入っても一、二年生主体で試合を運び、
一進一退で結局追加のTDを取ることは出来なかった。

34-3で試合終了。


34-3で試合終了

今日の試合は相手チームとの力の差があったため、
楽な試合であった。

グランパスは次に名城大学、そして昨年の覇者南山大学と、
厳しい試合が続く。

しかし冷静に現状のグランパスの力を見れば、
両者に勝つことは可能だと思う。

まだその先のことを予想(期待)するのは
時期尚早なので、敢えてこの場では言わないことにします。

妄想はいけません(笑)。

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