OBインタビュー
34代前主将、上田雄太さんがインタビューにお答え下さいました。紹介いたします。
OBインタビュー 大阪大学戦 平成23年5月14日 at名大グランド
34代 LB 上田雄太さん
・試合結果について
今回の試合は伝統の名阪戦。
毎年恒例のペナント
毎年接戦を繰り広げるタフな相手です。
前回は観客席からの応援となりましたが、
今回はコーチとしてサイドラインで試合を見させていただきました。
キックオフからアメフト偏差値70オーバー、
R#31若山が腰の強さで巧みにタックルを交わし、
ハーフライン付近までボールを進めます。
GRAMPUSのエースR#31若山
そしてQB#29梶原率いる名大オフェンスの登場。
ただ、最初のドライブではQBとWR陣のタイミングが合わず、
攻守交代となります。
今年の名大Oを率いるQB#29梶原
名大の強力ディフェンスも阪大の攻撃を寄せ付けず、
一進一退の展開。
均衡はその後阪大のロングFGによって破られます。
しかしその直後のキックオフで、
キックリーダー#19七田の昨年に引き続く超ナイスブロックで
大きく開いたスペースに
今度はリターナー#6石川が流星の如く走りこみ、
敵陣まで持ち込みます。
一瞬で相手を置き去りにするスピードを持つ#6石川、
巧みなコース取りで相手を惑わす#31若山と
持ち味の少し違う二人の快速リターナーは
グランパスキッキングの大きな武器であると確信しました。
良い流れを作った直後のドライブで、
すぐさまグランパスは梶原から
WR#12亀井のホットルートで逆転のTDを決めます。
逆転TDを決めたWR#12亀井
7-3とグランパスがリードのまま
その後は均衡した展開が続くのですが、
その展開を保てたのも「持ってる男」
LB#55伊藤豊大の活躍ありきです。
自陣でのインターセプトで窮地を救い、
ファンブルを誘発する2QBサック、
そして相手の出鼻をくじく数々のロスタックル!
華々しい活躍を遂げたLB#55伊藤
我がかわいい後輩が華々しくグランパスのピンチを何度も救い、
存在感を大いに示してくれました。
このままの勢いで勝利へ!
と行きたいところでしたが、
FGを外し、オフェンスも追加点が奪えません。
そしてゾーンカバーの弱点を突くパスを決められ、
タックルの甘さ、集まりの緩さを突かれて逆転のTDを奪われます。
そのまま逆転できずに7-10で試合は終了。
昨年に引き続き、僅差での逆転負けを喫してしまいました。
随所で素晴らしいプレーを見せてくれることもあったのですが、
最後に点を取りきれない、
最後に守りきれないといった爪の甘さがありました。
接戦は一つのミスや無駄が命取りになることを
ODKともに噛み締めた試合だったのではないでしょうか。
この悔しさがチームを成長させることに期待します。
レセプションで会場を沸かせた新入生
上田さんご回答ありがとうございました!!
次戦も応援よろしくお願いします♪