OBインタビュー

35代元主将 杉山貴昭さんがインタビューにお答え下さいました。紹介いたします。

OBインタビュー  三重大学戦 平成25年6月30日 at四日市ドーム



35代 DL 杉山貴昭さん

春フェスタ最終戦。
2013年度GRAMPUSとしても、春の最終戦となる試合。
今日の相手は三重大学。
スターティングメンバーを見る限り、下級生中心のメンツ。
下級生の活躍に期待したい1戦です。

〔前半〕
GRAMPUSはコイントスに勝って、キックを選択。
GRAMPUSのキックで試合開始。

私がDLだったこともあり、
今日は3回生のDL達がサック、ロスタックルを量産してくれることを期待。
緊張しているのか、相手OLにコントロールされていることもしばしばあり、
少し後退。
しかし、相手も攻めきれず、パントで攻守交替。
以降のシリーズに期待したいところ。

一方、オフェンス。
今シーズンでは初戦以来の出場だろうか、QB半田。
また、控え選手がたくさん出場している。
そのためか、1stシリーズは攻撃が噛み合わず、フレッシュできず。

2ndシリーズ。
三重大オフェンスの最初のオープンプレイで大きく後退し、いきなりゴール前。
しかし、GRAMPUSはピンチの時に強い。
ここは3回止めてFGに持って行きたいところ。
1st、2ndダウンは止めたが、
3rdダウンでディフェンスがいないサイドにパスを投げられ、そのままTD。
先制点を挙げられてしまう。
ここは気持ちを入れ替えて、次止めることに集中すべきだ。

キックオフリターンでリターナーの石川の好ランと、
ウェッジのナイスブロックがあり、ハーフまで自陣回復。
ここはTDを期待したい。
このシリーズでラン、パスが少しずつ噛み合い始めたが、攻めきれず攻守交代。
この試合、上級生の出場もありうるか?ということも頭に浮かんだ。

次のディフェンスはフロントの活躍もあり、3回でピタッと止めることができた。
名大Dは毎回こうであってこそだと思う。

オフェンスの最初のプレイ、WRの山崎が上手くパスをキャッチし、
そのままさらに20ヤードほど前進。

上手くパスキャッチをし、最後にはTDを決めたWR#88山崎

今年のオフェンスは、例年に比べてパスが通る。
三重大ディフェンスはブリッツを多用するが、OL・RBが上手く対応。
少しずつ前進し、本来はQBであるはずの安田が今日はRBとしてTD。
秋のRBとしての起用はあるのか?
トライフォーポイントもしっかり決め、ここで同点。

しかし、次のシリーズですぐに返され、7-14に。
今日のディフェンスはキャリヤーとすれ違うシーンが多いと思う。
前半で逆転してもらいたいが、ディフェンスが攻撃を止められないようでは難しい。

オフェンスは、QBが杉本に替わり、さらにリズムが良くなっているように感じる。
秋はこのリズムを最初から出したいものだ。
このシリーズでも、やはり安田がRBとして走り、TD。
さすがです。

今試合RBとして活躍した#4安田

その後は1度ずつ両チームに攻撃の機会があったが、どちらも攻めきれず、前半終了。

ビッグプレイが少なく、落ち着いた前半だった。
しかし、徐々にGRAMPUSが調子を上げつつある兆しをみせていたので、後半に期待したい。

〔後半〕
ディフェンスから後半開始。
大きくメンツの変更はない様子…と思ったら、
今年入部したルーキー金澤がDBとして出場している!
堂々とプレイしていて、秋も期待したいところ。
ディフェンスは3回で攻撃を止め、後半良い立ち上がり。

オフェンスもWR相武のキャッチなどでリズムよく前進し、最後も相武がTD。
秋もTD量産して、チームに貢献してほしい。

それにしても、どのユニットでも、
僕が上級生だったころの下級生達が、チームの中心になっている。
特に今日の試合は、僕が最上級生だったころの1回生(現3回生)が中心のメンツだった。
OBになって、楽しみなことは、自分たちが育てた後輩が活躍している姿を見られることだと思う。
是非、今年は現3,4回生に活躍してほしい。

次のディフェンスでは、DLの後輩で、学科の後輩でもある日比のナイスタックルもあり、
すぐに攻守交代。
オフェンスでは、パスがどんどん決まるようになり、
WR相武がキャッチしてそのままエンドゾーンまで走り、TD。
しかし、トライフォーポイントでスナップミスがあり、追加点ならず。
今季は何回かこのようなミスがあるので、修正してほしい。

次のディフェンス。
三重大学オフェンスのパスを、インバートしたDB堀田がインターセプトし、そのままRTD!
どんどん活躍、アピールして上級生を脅かす存在になってほしいです。

インターセプトからそのままTDをしたDB#34堀田

キックも決まり、33-14。
後半さらにチーム勢いがでてきました。
これだと、上級生はもう出ないかな?
と上級生の活躍を見たかったOBは少し残念そう(笑)

先ほどのRTDにより、続けてディフェンス。
1度ファーストダウンを許すが、三重大学にミスが出始め、無難に攻守交代。

オフェンスはRB藤井のランやQB半田のキープによるロングゲインにより、
ゴール前まで前進。
最後は、RB野々山の中央ランにより、TD。

TDを決めたRB#31野々山

その後も1本TDをとったGRAMPUS。
4Q終盤のディフェンスでDB西浜がショートパスをダイレクトでキャッチし、インターセプト!
上級生のビッグプレイも出て、前半とは違い、圧倒している。
その後のシリーズでもWR山崎がTDし、54-14。
今年のGRAMPUSの得点力を十分発揮している。

ディフェンス最後のシリーズは三重大学がロングパスを多く使用する中、
DLがパスラッシュをかけるが、上手く抜けることができず、そのまま試合終了。
個人的にはDLのサックやロスタックルが見たかったな、
と感じたが、秋に期待しよう。

〔試合終了〕
結果は54-14で、勝利をおさめることができた。
今春の南山戦の時よりも、さらに下級生は出場できており、
試合経験を積めた良い試合だったと思う。

1回生でキッカーとして活躍#26羽田

試合に出た下級生は、今日の試合から多くのことを学び、
練習に活かしてほしい。
また、上級生は、下級生の成長状況を踏まえ、テスト休みまでの2週間の練習を考えてほしい。

さて、この試合で春の試合は全て終了したが、どうだっただろうか。
春の目標は達成できただろうか。
自分が成長できただろうか。
チームは上手くまとまってきただろうか。
夏の練習までに、これらのことを反省し、これを踏まえて夏の練習に望んでほしい。

最後に、GRAMPUS関係者の皆様。
秋リーグもぜひ会場に来て、応援をお願いします。
今年のGRAMPUSを秋にいい試合をしてくれると思います。
現役のチーム力は優勝するために最重要ですが、
観戦している我々の声援がGRAMPUSを優勝に導くと思います。
ぜひ、試合会場に足を運んでいただき、応援をお願いいたします。

杉山さん、ありがとうございました!!
秋季リーグも応援よろしくお願いします!!

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