観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記  中京大学戦 平成24年11月3日 at瑞穂運動場ラグビー場



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

先々週の名商大戦には思わぬ大苦戦をしたが
何とか勝利をおさめ、名城大、中京大と
優勝戦線に残ったグランパス。
しかし、名城大はその後中京大に勝利し、
単独優勝を決めてしまった。
「単独優勝」を目指してきたグランパスだが、
今年もそれは叶わなかった。目標をなくしてしまった?
グランパスだが、今日行なわれる今シーズン最終戦は
4年生も最後の試合となることだし、
ぜひ全力で試合してほしいものだ。

本日の相手はグランパス同様優勝を
めざしてきたに違いない、中京大学だ。

今日は二位決定戦となってしまったが、
お互い気持ちがきれないように頑張ってほしい。
今シーズンの両チームの戦いぶりをみれば、
力はほぼ互角であると私は思う。
今日の試合の結果を予想するのは難しいが、
シーソーゲームになるような気がする。

優勝はとは無関係の試合だが、
最終戦ということもあり応援席にはOBの方々、
父母後援会の皆さん、その他一般の方たちと
たくさん人々がいらっしゃっている。
応援の人数は東海リーグでは他校を圧倒していると思われる。
本当に嬉しく思います。

今日は青空が広がり、秋の陽光は眩しく、
空気に透明感を感じるよい日だ。
グランパスのキックで試合は始まった。

秋の青空の中行われた中京大学戦

中京は自陣30ヤード付近からの攻撃開始となる。
中京は一つフレッシュを取ったが、パントとなった。
グランパスは自陣30ヤードからの攻撃開始だ。
3rdダウンロングからQB#2の梶原君は
ミドルパスを投げるも、中京のLBに
インターセプトされ、攻守交代となってしまった。
続く中京の攻撃で、R(ローバー)に入っている
#26臼井君の素晴らしいパスカットがあり、
パントとさせる。

素晴らしいパスカットをみせたDB#26臼井(右)

しかし、グランパスは自陣10ヤードからと、
苦しい位置からの攻撃だ。
何とかランとパスで中央まで進むが続かず、
パントとなってしまった。
中京リターナーをDB#30伊藤君がナイスタックルして、
中京は自陣18ヤードからの攻撃となる。

第2Q開始。
中京が中央からの攻撃中、中京QBはカバーされていないWRへ
ロングパス投げそうになり、危ない!と思ったら、
DL#67伊藤君がパスカットして難を逃れる。
その後、互いに攻撃の決め手がまったくなく、
パントを繰り返して前半終了となった。
0-0。

前半は予想通りの両者ほぼ互角の戦いだ。
ロングゲインがなく、エンドゾーン近くまで進んだプレーもなく、
互いに中央付近でのプレーが続いた内容だ。
これはロースコアのゲームになると思われるので、
先取点を取ったチームが勝ちなのかなあ?と思ったりする。

後半開始。
グランパス自陣33ヤードからの攻撃。
QBキープとRB#24松谷君へのパスが決まって中央まで進む。
しかし続かずパント。中京も自陣10ヤードからと
苦しい位置からの攻撃を、ランで中央まで返すが、
DB#42木佐貫君のナイスパスカットで、パントとさせる。
今日はグランパス4年生のDB陣の活躍が多い。
厳しい場面でのパスカットがひじょうに素晴らしい。
その後も互いに決め手なく、エンドゾーン近くまで進むことはまったくない。

見事にパスを阻止したDB#42木佐貫

 
0-0のまま第4Qに入る。
これはフィールドゴールでも決めた方が勝つ雰囲気だ。
全く膠着した試合となっている。
中京自陣5ヤードからの攻撃、3rdダウンで
またしても木佐貫君のナイスパスカットがあったが、
中京は4thダウンギャンブルにでてフレッシュ成功。
しかし次のシリーズでLB#55伊藤君や同じくLB#14藤居君の
ナイスパスカットがあり、中京はパントとなる。

ナイスパスカットをみせたLB#14藤居とLB#55伊藤(豊)

 今日は中京のパスをぎりぎりのところで
パスカットし、中京パスオフェンスを封じ込めている。
その後も両者決め手がなく残り時間も少なくなってくる。
私は「このままO-Oの引き分けか…」とぼんやり思う。
グランパスは自陣30ヤードからの攻撃で、
パスを中京選手にインターセプトされ、
中京は中央付近からの攻撃となる。

残り時間も2分となり、ここは何とか抑えないとまずい!
中京はスクリーンパスを通した後、ランでじりじり進み、
4thダウンとなるもギャンブルを成功させる。
そして、残り時間45秒でTDを取る…。
試合終了間際でTDを奪われてしまった…。
0-7。
グランパスは当然パスプレーしかないので、
パスを連発するも最後は中京にインターセプトされ試合終了。
0-7で負けてしまった。

試合終了後、キャプテン竹腰君が
大声でお礼の言葉を観客席に向かって叫ぶ。

大声でお礼の言葉を観客席に
向かって叫ぶ主将と副将

そして選手、スタッフたちは一列になってエールの交換となる。
西に傾いた黄金色の陽を浴びながら、
悔し涙を流している選手・スタッフもいる。
選手スタッフには失礼かもしれないが、それはとても美しい光景で
「青春だなあ…」
と私もやや感傷的になってしまった。

4年生の選手・スタッフのみなさんは本当にご苦労さまでした。
フットボール以外にやりたいことも一杯あったでしょうが、
本当によく頑張りました。

特に、名城戦で0-17とほぼ完全に敗北は決まっていた試合を、
第4Qで一度は逆転したあの試合は本当に見事でした。
あの心意気、根性を忘れないで、
今後の人生の糧として歩んでいってほしいと思います。

また、応援していただきました父母後援会の皆さま他には感謝申し上げます。
大半の主力選手は残るので、来年こそ単独優勝を期待しています!!