観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 岐阜大学戦 平成26年10月18日 at東員町スポーツ公園陸上競技場
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
開幕から三連勝したグランパス。
優勝への期待が高まってくる中、
今日は岐阜大学(岐大)との試合が三重県東員町陸上競技場で開催される。
岐大は昨年まで二部に所属していたが、今秋より久しぶりに一部に復帰してきた。
部員数も多くやや不気味な存在だが、
今日の試合後半はグランパス下級生の出場を期待したい。
快晴の空の下、グランパスのキックで試合は始まった。
岐大は自陣15ヤードからの攻撃開始となる。
名大によるキックオフ
ランプレーでフレッシュを獲得するも、次のシリーズでパントとなった。
グランパスは岐大陣30ヤード付近からの攻撃と、チャンス到来だ。
ここでRB#22 藤井君がいきなり26ヤード走ってタッチダウン(TD)を取る。
トライフォーポイントは2点取って、まずは8-0とリードする。
久しぶりに対戦する相手だけに、先取点をとって私はほっと一息。
岐大は攻撃が続かず、あっという間にグランパスの攻撃に変わる。
RB#44 成瀬君が17ヤード走る。
藤井君が9ヤード走った後、
QB#12 半田君からTE#87 小松君へ25ヤードのTDパスが決まって、
15-0とリードを広げる。
続く岐大の攻撃をノーゲインでパントとさせ、グランパスは岐大陣37ヤードからの攻撃。
RB#26 羽田君が簡単に32ヤード走ってTD!
2ポイントコンバージョンも決まって、23-0となる。
今試合大活躍を見せたRB勢 #22 藤井達也(左) #44 成瀬圭汰(中央) #26 羽田健人(右) |
第2Q開始。
1Qだけで23点差がついてしまったが、やはり岐大との力の差は歴然としている。
その後両チーム決めてがなくパントを繰り返した後、
岐大のパスをDL#53 日比君が飛び込むようにしてインターセプト!
岐大ゴールまで15ヤード地点でのすばらしいインターセプトだった。
インターセプトを決めたDL#53 日比教智
ここは半田君から成瀬君へ5ヤードのTDパスが簡単に決まって、30-0となる。
早くも勝敗の行方はほぼ決まったので、あとは下級生の出場が注目される。
前半終了。
グランパス怒涛の攻撃でリードを広げたが、ライン戦での力の差は大きく、
グランパスはOLもDLも完全に岐大をコントロールしている。
グランパス OL陣(左) DL陣(右)
後半開始。
開始早々、WR#13 西井君がナイスカットバックで52ヤード走ってTDをあげる。
37-0。
ここでQBは半田君から代わって、1年生QB#4 村松君が入る。
村松君は長身で高校ラグビー出身者だが、高校時代はFWでかなり活躍したそうだ。
ハンドリングも上手く、本当に期待の新人である。今後のグランパスを背負って立つ人材に間違いない。
期待の1年生QB#4 村松拓也
グランパスDB#14 渡部君がファンブルリカバーし、
ゴールまで15ヤード地点からの攻撃とチャンス再来だ。
村松君はエンドゾーンに走りこむWR#9 中島君へパスを投げる。
コントロールされたボールはぴたっと中島君の胸に収まり、TD!
村松君には思い出となるTDだったことと思う。
ファンブルリカバーを決めたDB#14 渡部恒之(左) TDを決めたWR#9 中島聖人(右)
そのすぐ後も、1年生WR#24 村瀬君へTDパス成功!
1年生コンビでのTDだった。51-0と大きくリード。
第4Qに入ってもグランパスの攻撃は続き、13点を追加し、64-0で試合終了となった。
自身初タッチダウンを決めた1年生WR#24 村瀬嘉人
もう少し点差の近いゲーム展開を予想していただけに、
あらためてグランパスの底力を知った試合だった。
後半は多くの下級生が出場し興味深かったが、頼もしい下級生が多く大変楽しみである。
これで4戦4勝となる。
名城大学も4勝となり、完全に両者の一騎打ちとなった。
名城は強豪チームだが、現在のグランパスの力をもってすれば決して勝てない相手ではないと思う。
グランパス創立以来の全勝優勝をぜひとも勝ち取ってほしい!!