観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 南山大学戦 平成28年9月18日 at東員町スポーツ公園陸上競技場



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

秋のレギュラーシーズンの開幕戦を無難に勝利して、
今日は南山大学(南山大)との試合が東員町スポーツ公園陸上競技場で開催される。
南山大は創部以来、常に一部に所属している強豪校であるが、
ここ数年はグランパスが連勝している。
今年の南山大は春の試合で二部校相手に敗北しているので、
弱いのかな?などと思うが、南山大の春の試合は全く参考にならないと私は思う。
秋になると本領を発揮してくるチームなのだ。
6年前、南山大が優勝した時も春には二部校に負けている。

今日は、南山大のランプレーに対してはある程度抑えることが出来ると思うが、
パスプレーには警戒しなければならない。
昨年、楽勝のペースで試合は進んでいたが、
終盤南山大に次から次へとパスを決められて、
危うく負ける寸前までいった。
しかし、今日の天候は雨であるので、
常識的に考えればパスは投げ難いはずだ。
よって、今日はグランパスにとって有利といえると私は思う。

雨の中、グランパスのキックで試合は始まった。
南山大はミドルパスを続けて決めて進んだ後、
グランパスはパーソナルファールの反則を犯し、
ゴールまで22ヤードの位置まで進む。
なんか嫌な感じだ。と思っていたら、
南山大は4thダウンギャンブルを失敗して、ほっとする。

グランパスは自陣28ヤードからの攻撃開始となる。
RB#26羽田君の素晴らしいカットバックで20ヤード進む。
羽田君の走りは本当に素晴らしく、
私は17年間グランパスを見ているが、RBとしてNO.1だと思う。
彼の個人技でかなり進むことができるのだ。
だがその後パスが通らず、パントとなってしまった。
続く南山大の攻撃もあっさりとパントとなる。

グランパスは自陣42ヤードから攻撃。
先発QBの#1二年生の松原君が自らボールをキープすると、
南山大守備陣を巧みにかわして、なんと34ヤードも走る!
彼は高校時代RBの経験者であり、ランにも長けている。
素晴らしいです。

続いてRB#6川村君が左オープンを走り、
タックルをうまくかわしてゴール直前まで走る。
いやー、これまた素晴らしい走りだ。
今年のグランパスのランプレーは他チームにとって脅威でしょう。
最後は羽田君が簡単に走ってタッチダウン(TD)!
トライフォーポイント(TFP)も決まってまずは7-0とリード。よい展開だ。
南山大は次の攻撃で、パスを中心にフレッシュを繰り返したが、
37ヤードのフィールドゴール(FG)を失敗しグランパスは敵陣深くからの攻撃。

第2Qに入る。
羽田君と川村君のナイスランが続いた後、
RB#28村松君が15ヤード走って、
ゴールまで14ヤード地点まで進む。
最後は川村君が左オフタックルを抜けてTD。
14-0となる。
その後両校パントが続いて、
前半終了近く、南山大は敵陣深く進んだが、
南山大のTDパスをDB#14渡部君がエンドゾーン内でカット!
これは見事なプレーだった。

14-0とリードして前半終了。
グランパスとしては試合を常に優位に進めてよい内容だった。
南山大守備陣はグランパスRB陣の個人的能力の高さにより、まったく振り回されている印象だ。

後半開始。
南山のキックを羽田君がキャッチし、例によって、
右に左へとタックラーを外して、ついにエンドゾーンまで走ってTD!となった。
が、ここでパーソナルファールを取られて、幻のTDとなってしまった。
このファールは如何なる理由でとられたか、私も周りの皆さんもよくわからなかった…。
しかし、グランパスは26ヤードのFGを決めて17-0とする。
何となくグランパスの勝利が見えてきたが、
南山大は怒涛のパス攻撃で反撃する可能性があるので、もう一本TDを欲しいところだ。

南山大自陣30ヤードの攻撃だったがパントとなり、
羽田君が自陣30ヤード付近でキャッチし、走る!
またもや右に左に走って走って、
なんとエンドゾーンまで走り抜けてしまった!
24-0となった。
羽田君の走りはもう誰も止められない雰囲気だ。
TD3本取られてもまだ差があるので、
おおよそこれで勝負は決まったと私は思う。

次の南山大の攻撃ではLBにも入っている、
羽田君がパスインターセプトし、
グランパスは敵陣深くから攻撃となった。
いやいや、羽田君はRB、リターナー、LBと、
どれも大活躍でご苦労様です。
QBの松原君がスクランブル(パスを投げる予定がレシーバー見つからないため自ら走るプレー)で、
南山大タックラーを上手くかわし25ヤード走ってTDを取る。
本当にグランパスのランは凄い。
31-0となりほぼ勝負は決まった。
後は、下級生がどんどん出場してくることだろう。

点差が開いたので、南山大は当然パス中心にくることは間違いない。
と、空を見上げれば雨は止んでしまっている。
南山大はパスをどんどん投げ進んだが、グランパスLB、DB陣も踏ん張る。
が、微妙なパスインターフェアの反則を取られたりして、1本TDを奪われ、31-8となる。

第4Qに入る。グランドには一年生もちらほら出場している。
グランパスはまたもや村松君のナイスランでTDと、
37ヤードFGを決めるも、南山大にも2本TDを奪われ結局、
40―22で試合終了となった。
最後の方で南山大に続けてTDを奪われたのは、言い訳がましいが、
下級生が多く出場したことも影響していると思う。

これで開幕2連勝となった。
今日の試合は南山大には失礼だが、
楽勝に近かった内容だった。
とりわけランプレーが光っており力強い限りである。
今後の攻撃の課題はパスプレーにあると私は思っているがどうであろうか。
また最終戦の名城大相手にどの程度グランパスのランが通用するのか、今から大変興味深い。
しかし、今秋の名城大を見る限り、
例年以上に強く「最強」であるというのが素直な私の印象ではある…。
負けるな、グランパス!