観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 岐阜大学戦 2022年5月15日
atテラスポ鶴舞



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

この観戦記を書くのは実に2年半ぶりのことである。
この間はコロナ禍で、全く試合観戦は出来ず、私もストレスが溜まっていたが、
ようやく本日観戦が実現となった。
まずは試合会場に来られたことに対して、ご関係者の方々に感謝したい。
この間に、グランパスの選手・スタッフもすっかり入れ替わってしまったので、
どんなチームになっているのか今日は大変興味深い。
今日の試合相手は岐阜大学である。
岐阜大学とは2年半前対戦しているが、
当時グランパスは名城大学との優勝が掛かった一戦に負けてしまい、
テンションが下がっていたためか、岐阜大学には大敗してしまった。
岐阜大学はここ数年とてもチーム力が上向いており強豪となっていると思われたが、
昨秋の一部二部の入れ替え戦で南山大学に負けてしまい、
今シーズンは二部所属となっている。

曇天の下、テラスポ鶴舞で岐阜大学(岐大)のキックオフで試合は始まった。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃開始となる。
まずは、注目の長身QB#8渡邉君からボールはエースRB#6清水君にハンドオフされ、
フレッシュを獲得するも、攻撃は続かずパントとなった。
岐大は自陣20ヤードからの攻撃。
QBからRBへショートパスが決まり、RBが左オープンを抜けると前には誰もいない…。
75ヤード走ってTDを取る。あっという間のTDだった。0-7。
私はあっけにとられたが、気を取り直してグランドに集中する。
グランパスは自陣31ヤードからの攻撃だったが、フレッシュを取れずパントとなる。
岐大は自陣21ヤードからの攻撃で、
ランとパスでじりじり進んで最後は42ヤードのFG(フィールドゴール)を決めて0-10となる。
次のグランパスの攻撃で、RB#6清水君が70ヤード前後独走して、
ゴールに迫る!「やった!」と思ったら、
グランドには嫌な黄色の布がぼつんと落ちている。
グランパスのホールディングの反則だ…。幻の独走となってしまった。
その後中央付近まで進むも、グランパスRBがボールをファンブルしてしまい、
攻守交替となってしまった。
その直後岐大のロングパスを、
グランパスDB#20森君がインターセプトして攻守交代となった。 

DB#20森

 
第2Q開始。
グランパスは攻撃が続かず、パントとなった後、
岐大RBが右オープンを独走してまたもやTDを奪う。
予想外の0-17と差は広がる。
どうも、グランパスの守備陣の連携が上手く機能していないのか、
岐大の攻撃に押されている。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃で、
WR#7山碕君への20ヤードパスが通り、
RB#6清水君のナイスランが続いてゴール直前まで進んで、
最後は清水君が飛び込んでTDを取る!7-17。
岐大は自陣35ヤードからの攻撃だったが、
DL#78浅野君のQBサックやLB#4百成君のナイスタックルなどがあり、
何とか失点を押さえて前半終了となった。
後半はグランパスの怒涛の攻撃を期待したいものだ。

RB#6清水

 
後半開始。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃だったが、
ギャンブルプレーを失敗し攻守交替となる。
次の岐大の攻撃を簡単に押さえて、グランパスは70ヤード近いパスを通すも、
ボールファンブルがあり、攻守交替となってしまった…残念。
次の岐大の攻撃では、グランパスDB#31村中君がロングパスをインターセプトし、
グランパスは敵陣27ヤードからの攻撃となる。
ランとパスで進んだ後、QB#8渡邉君のキープでTDを取る!
14-17となって調子に乗って来た。

DB#31村中

 
第4Q開始。
岐大は敵陣38ヤードから、
右スイーププレーでRBがまたもや独走してTDを奪って、
14-24となってしまう。
今日はどうも、岐大RBの独走を許してしまうことが多い。
グランパスは反撃の勢いを見せたいところだが、
なかなかTDを奪えない。
何とかK#1長嶋君が45ヤードの素晴らしいFGを決めて17-24と追いすがるも、
後が続かず17-24の敗戦でゲームセットとなってしまった。

何とも不満の残る結果に終わってしまったが、
まあ、このコロナ禍でまともな試合ができただけでも良しとしよう。
今後のグランパスの奮闘に期待したいものである。
(この観戦記はあくまでも個人の感想であり、プレーやスタッツ、
その他の間違いがあればご容赦下さいませ。)

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