観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 岐阜大学戦 2023年9月16日
at長良川球技メドウ
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
開幕第一戦の名城大学戦を接戦の上、
惜しくも敗北してしまったグランパス。
勝てる試合だっただけに、
私もなかなか気持ちの切り替えができずに今日まで来てしまった。
「あの時、ああしていたら、こうしていたら勝てたのに、、、」そんな思いで、
もやもやしながら今日の岐阜大学戦を迎えた。
グランパスは岐阜大学とは誠に相性が悪い。
2017年秋圧勝で全勝優勝した時の、春のオープン戦でも岐大には負けている。
以来、私の記憶では岐大に4連敗中なのである。
開幕第一戦の岐大対中京大戦を私は観戦したが、中京の圧勝で終わった。
この試合を見る限り、
何となく今日は勝てるのかなと思ったりするが誠に不透明だ。
とりわけ今日は岐大の地元で行われるため、
応援団もたくさんお越しになっており、雰囲気的に岐大は元気よい。
とあれやこれら考えていると、グランパスのキックで試合は始まった。
岐大は自陣33ヤードよりの攻撃開始。
フレッシュを取るも、パントとなる。
グランパスは自陣25ヤードからの攻撃開始となったが、
ランもパスも決まらず、パントとなってしまう。
岐大は自陣32ヤードからの攻撃で、左WRへミドルパスを投げると、
CB#22高尾君が横に割り込みボールをインターセプト!
素晴らしい!昨年の中京大戦にも見事なプレーが多かった高尾君だが、
とにかくキレがよくボールへの反応がとてもよい。
グランパスは敵陣35ヤードからの攻撃と、チャンス到来。
WR#7キャプテン山碕君へのパス、RB#17塚本君のランの後、
TE#90眞下君が11ヤード走ってTD!
まずはとてもよいスタートだ。7-0。
岐大は自陣38ヤードからの攻撃だったが、
ボールファンブルをグランパスが確保し、
ターンオーバー(攻守交替)となる!グランパスは中央付近からの攻撃。
CB#22高尾
第2Q開始。
WR#7山碕君のナイスブロックがあり、大きく進んで、
K#46白石君は33ヤードのFG(フィールドゴール)を決めて10-0とリードを広げる。
岐大は自陣27ヤードからの攻撃。
DL#70松永君やLB#4百成君のナイスタックルもあったが、
じりじり攻められてTDを奪われる。
10-7。
K#46白石
前半終了直前、グランパスはもう一本FGを決めて13-7で前半終了となった。
10-0となった時点で今日は行けると私は思ったが、
そうは甘くはなかった。
前半を見る限り、予想通り岐大は簡単に勝てる相手ではないと思われる。
ただ、グランパスのランプレーは名城戦もよかったが、
今日も安定しているので、
後半はランプレー中心で行って欲しいものだと個人的には思うがどうであろうか。
後半開始。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃だったが続かずパント。
岐大はまたもやボールファンブルし、それをグランパスがカバーし、
グランパスは中央付近からの攻撃となりとてもラッキーだと思う。
WR#11橋爪君へ11ヤードパスが成功する。
第4Q開始。
グランパスはじりじり進んで最後はRB#17塚本君が走ってTD!
20-7となる。
岐大の攻撃をLB#40川﨑君のナイスタックルやDL#72飯田君のナイスパスブロックがあり、
岐大をパントとさせる。
グランパスはランとパスで中央付近まで進むと、
RB#17塚本君が密集を抜けて、タックルをかわし独走して、TD!
44ヤードの素晴らしい走りだった。
27-7となり、ほぼグランパスの勝利が確定した。
最後はDB#46白石君がパスインターセプトして、
27-7で試合終了となった。
RB#17塚本
今日の試合は、岐大のミスを全てグランパスがカバーし得点に繋げて、
ある意味では幸運だったと思う。
相手のミスを自分のものにするのも実力だとは思うが、
得点差ほど岐大との差はなかったような気がした。
それはともかく、岐大に勝ったことで、優勝への希望は開いてきた。
とにかく怪我人がでないことを私は祈っています。
(この観戦記はあくまでも個人の感想であり、
プレーやスタッツ、その他の間違いがあればご容赦下さいませ)