観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 岐阜大学戦 令和6年9月1日
at長良川球技メドウ
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
2014年秋のレギュラーシーズンが本日から始まる。
今年のグランパスは
強く、真に優勝を狙える力はあり、
全国大会にも出場できることを私は期待し
ている。
オフェンスもディフェンスも昨年からほぼ同じ選手であり、
更にチー
ム力はアップしていると思われる。
本日は迷走台風の影響で開催が危ぶまれたが、
晴天の暑い日となり台風の影
響は全くない。
今日の対戦相手は、ここ7~8年分が悪い岐阜大学だ。
実力から
言えばグランパスが上だと私は思うが、開幕第一戦ということもあり、
若干の
不安もある。
グランドを見れば、やたら緑のユニフォームが目立つ。
グランパスは大量の
1年生部員が入部し、選手数は70人を軽く超えている。
スタッフも含めれば
100人は超える。
何とも頼もしいばかりである。
暑い気候の下、グランパスのキックで試合は始まった。
岐大の攻撃だったが、
DB#14浜守君のナイスタックルもあり、
簡単に岐大を
抑える。
グランパスは自陣40ヤードからの攻撃開始。
チームの大黒柱
RB#17塚本君のランによりフレッシュ獲得後、
RB#6池澤君が39ヤード!走
って、ゴールまで11ヤードと迫る。
しかしTDを奪うことはできず、
K#71吉
良君のフィールドゴール(FG)が決まって、まずは3-0とリードする。
続く岐大の攻撃は、
LB#4百成君とDB#14浜守君のナイスタックルがあり、
簡単にパントとさせる。
グランパスは自陣23ヤードより攻撃開始となり
、
RB#3本木君が15ヤードラン、
TE#87眞下君へ20ヤードパスが決まって
進むもパントとなってしまう。
しかしここで岐大にラフィングザパンター(パ
ンターへの反則)があり、
グランパスは幸運にも攻撃を続ける。
kicker#71吉良
第2Q。
ゴール近くまで進むもTD取れず、
ここはFGの3点を取って6-0
となる。
どうもグランパスには強さが見られない。
やはり岐大には苦手意識が
あるのかとも思ってしまうがどうであろうか。
岐大の攻撃をまたしても簡単に抑えてパントとさせ、
RET#22高尾君のナイ
スリターンがあり大きく返す。
毎度ながらの高尾君の素晴らしい走りだ。
WR#13野田君、WR#81田渕君がそれぞれ10ヤード前後のパスで進み
、
エースQB#16村井君のキープなどでゴール直前まで進み、
最後はRB#17塚本
君が真ん中を走ってTD!13-0。
岐大の攻撃をDB#31村中君のナイスタックルもあり、
パントとさせる。
グ
ランパスは自陣26ヤードからの攻撃。
RB#6池澤君がショートパスを受けて
25ヤード走った後、
TE#88梅本君、同じくTE#89伊藤君へ
それぞれ
10ヤード前後のパスが通って進む。
最後はRB#17塚本君が上手くブロッカー
を使って、走ってTD!20-0で前半終了となった。
第1Qはグランパスが岐大に合わせていたような印象を受けたが、
その後は
実力を発揮し岐大を圧倒している。
気掛かりなのは、
多くの岐大選手が負傷し
て担架で運ばれていることと、
暑さの為か、岐大選手はかなりの疲労を感じて
いるようだ。
グランパスは選手層が厚いので心配はなさそうではある。
ret#22高尾
後半開始。グランパスは自陣25ヤードからの攻撃開始。
QBは#0伊藤君
に代わっている。
RB#6池澤君の10ヤードランの後、
QB#0伊藤君が自
らキープして56ヤード走って、TD!
岐大選手は疲れているのか全く対応で
きなかった。
PATは外して26-0となって、勝負は決まりかかっているの
で、私の関心は下級生の出場へと移る。
グランパスはまたもや岐大の攻撃を簡単に抑えて、
自陣30ヤードからの攻
撃。
RB#17塚本君が40ヤード走った後、RB#2牛田君が16ヤード走ってTD
!
33-0と差は広がる。
岐大の攻撃を抑えた後、RB#2牛田君が上手いカ
ットバックで進んで、
最後も牛田君が走ってTDを奪って39-0と一方的な
試合になっている。
第3Q終わり近く、
QB#0伊藤君から1年生WR#19米田君へTDパスが
決まって46-0となり、
コールドゲーム(called game)となって試合終了と
なった。
試合前は最近分が悪い岐大戦ということで、
一抹の不安もあったが全く私の
杞憂に終わった。
それにしてもグランパス史上最高の選手数は、
何とも心強い
ものだ。
QB#0伊藤
※これは個人の観戦記ですので、プレー・スタッツ等の間違いはご容赦下さい