観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 名古屋商科大学戦 令和6年6月29日
at四日市ドーム



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

今日はグランパス春のシーズンの最終戦が四日市ドームで開催される。
本日の対戦相手は二部所属の名古屋商科大学(名商大)である。
名商大といえば10年程前、
名商大が一部に昇格した時の秋の試合を思い出す。
当時名商大は部員が20人位しかいなかったが、
とても優秀なQBを率いて一部に上がってきた。
グランパスは一部優勝を狙っていたこともあり、
楽勝が予想されていたが、
名商大QBにことごとく振り回されて、
大苦戦で勝利したことを私は明確に覚えている。
そのQBはしかもディフェンスのセーフティも担い、
両面でプレーしていて驚いた記憶がある。
 今日のグランパスはJV選手での戦いと聞いている。
JVとはJunior Versityと言って、
チームの正選手ではない選手を意味する。
ということは今日は下級生中心での試合となるので、
彼らには良い経験となることを期待したい。

 

蒸し暑い四日市ドームで、
グランパスのキックにより試合は始まった。
名商大はセンターとQBとのハンドオフが上手くいかずに、
パントに追い込まれる。
しかしこれもボールがパンターの手につかず、
ボールをファンブルしてしまい、
これをグランパス選手が押さえて、
いきなりグランパスはゴールまで5ヤードからの攻撃となった。
ここは簡単にRB#2牛田君が走り抜けてTD!まずは7-0とリードする。
続く名商大の攻撃を、LB#55上田君のナイスタックル等があり
簡単に抑えてパントに追い込む。
リターナー#81田渕君が良く走って、
敵陣31ヤードからの攻撃開始。
RB#2牛田君のラン、WR#13野田君パスキャッチが続いたあと、
QB#15南出君が自ら7ヤード走ってTD!
14-0となる。
どうも名商大との力の差はかなりあるように思える。
 第2Q開始。
名商大の攻撃を簡単に抑えたグランパスは、
RB#2牛田君が20ヤード走ってTD!
21-0と差は広がる。
名商大は自陣30ヤードからの攻撃だったが、
DB#1臼井君のナイスタックルの後、
LB#44田畑君がQBブリッツ!
名商大はパントだったが、
ボールは悪くパンターはボールをこぼし、
DL#92金子君がエンドゾーン内で押さえてTD!28-0となる。
続く名商大の攻撃も簡単に抑えて、
グランパスは自陣25ヤードからの攻撃開始。
ラン、パスと続けて進み、
最後はWR#81田渕君へ15ヤードのパスが決まってTD!
35-0。前半終了。
JVの選手たちははつらつとプレーしている。
第3Q終了時点で40点差をつければ、
試合終了となるが、おそらくそうなることが予想される。

WR#81田渕

後半開始。 グランパスは自陣32ヤードからの攻撃開始。
QB#15南出君からWR#13野田君へ
60ヤードのロングパスがいきなり決まってTD!
見事なパスだった。
42-0となる。
そして、もう一つTDを奪って49-0で第3Qが終わって、
グランパスの勝利にて試合終了となった。
今日は相手との力量差が大きく、
あまり参考にならないような試合内容だったが、
下級生にとっては良い経験となったことと思う。
これで春の試合は終了し、
いよいよ秋のレギュラーシーズンを迎える。
正直言って、今年のグランパスは強いと思うので、
ぜひ優勝を勝ち取って欲しいものだし、
優勝に値するチーム力はあると私は思っている。
選手たちには大きな怪我をせず秋のシーズンに臨んで欲しいし、
諸スタッフの皆さんのサポートも頑張って頂きたいものです。
そして全国大会出場を熱望しています!

DB#1臼井

※これは個人の観戦記ですので、プレー・スタッツ等の間違いはご容赦下さい

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