観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 岐阜大学戦 令和6年8月31日
at口論議運動公園
GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん
本日より、東海学生アメフトのリーグ戦がいよいよ始まる。
我がグランパスはどの位チーム力が向上しているのか、大変興味深いところである。
ここ10年近くのリーグ一部を俯瞰すれば、
グランパスを含む上位3校と下位3校には差があるように思う。
しかし、残念ながらグランパスはなかなか優勝できていない。
優勝まではあと僅かなようにも見えるが、そこには厚い壁があるのではないか。
しかし、何とかまず、リーグ優勝して全国大会へと羽ばたいて欲しいものだ。
今日は8月31日であるが、
予想最高気温が、な、なんと40℃である。
試合を延期できないかと思うが、
12月までスケジュールは目一杯のため、そうはいかないようだ。
グラウンドに目をやれば、やたらと緑のユニフォームが目立つ。
選手だけでも、80名弱はいるようで、東海地区では一番多く、
関東・関西の強豪校並の人数なのかもしれない。
まずは部員確保には大成功しているので、素晴らしいことだと思う。
今日の試合相手は岐阜大学であるが、
岐阜大学も昨年に比べると明らかに部員は増えている。
新入生勧誘に成功したのだろうか。
冷静に両チームの力量を比較すれば、
グランパスが圧勝してもおかしくはないのではないか
と私は思っているが、どうであろうか。
猛暑の下、岐阜大学のキックで試合は始まった。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃開始となる。
RB#6池澤君のランでフレッシュは獲得したが、続かずパントとなった。
岐大はQBキープで大きく進み、
じりじり進んでTDを取られる。
なんかグランパスの守備陣が機能していないが、
どうしたのだろうか。
第2Q開始。
次のシリーズでQB#0伊藤君が約43ヤード自ら走って、
ゴール直前まで進み、最後はRB#6池澤君が走ってTD!
7-7の同点。
岐阜大学の攻撃を簡単に抑え、
グランパスは自陣45ヤードからの攻撃開始。
WR#13野田君、同じくWR#18水野君へ続けてパス成功。
最後はQB#0伊藤君から水野君へ18ヤードのTDパスが成功し、
14-7とリードする。
前半終了。
岐阜大学がグランパスをよく事前にスカウディングしている?ためか、
どうもグランパスの守備陣が上手く機能していないように思える。
DL陣とLB陣との連係が上手くいっていない印象を受けるが、どうであろうか。

WR#18水野颯斗
後半開始。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃だったが、続かずパント。
しかし岐阜大学の攻撃も簡単に終わり、
グランパスは自陣40ヤード付近からの攻撃。
WR#18水野君へ35ヤードパスが通って大きく前進。
連続して水野君へ19ヤードパス成功。
最後はRB#6池澤君がダイブしてTD!
21-7とリードする。
第4Q開始。
ほっとする間もなく、グランパスは自陣内にて岐阜大学にボールを奪われ、
ターンオーバーとなってしまった。
このチャンスを岐阜大学は生かしてTDを取り、21-13となる。
ようやくグランパス攻撃陣の歯車があってきたようだったのでこれは痛い。
グランパスの攻撃も続かず、
岐阜大学は自陣30ヤードからの攻撃で4thダウンギャンブルを試みるも失敗し、
グランパスは中央付近からの攻撃開始となる。
グランパスはRB#6池澤君のロングランでゴール直前まで進み、
再度池澤君が5ヤード走ってTD!
28-13となって勝負あり、試合終了となった。
何だか、私にはもやもやした試合だった。
もっと差をつけて勝利すると私は思っていたが、
そんなに上手くはいかなかった。
ライバルの中京大と名城大は開幕戦を大差により
前半でコールドゲーム勝利を収めているので、
この先不安を残すものとなったが、
とにかくグランパスには健闘を期待するのみである。
応援しています!

RB#6池澤晴太
※これは個人の観戦記ですので、プレー・スタッツ等の間違いはご容赦下さい