後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記 名城大学戦 令和7年9月27日
at中京大学豊田キャンパスラグビー場



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

開幕から2連勝してきたグランパスだが、
今日は強豪名城大学との一戦が行われる。
グランパスの真価が問われることになるが、
名城のここまでの試合結果を見る限り、
明らかにグランパスは不利である。
しかし、今日の名城戦に備えて
グランパスはある程度開幕2試合を
セーブしてきたのかもしれないと、
私は前向きには考えているが、
果たしてどうなることか…。

ようやく秋めいてきたが、
まだ暑さの残る太陽の下、
名城のキックで試合は始まった。
グランパスはリターナーのナイスリターンで
自陣40ヤード付近からの攻撃開始となる。
RB#6池澤君とQB#0伊藤君のキープにより
簡単にフレッシュ獲得。
WR#18水野君へ連続してパス成功して、
ゴールまで10ヤードへと進む。
ここまでの攻撃はとてもよかったが、
TDは奪えずK#9吉良君による
FG(フィールドゴール)3点を先取する。
まずはよい立ち上がりだった。

名城は自陣27ヤードからの攻撃だったが、
一発ロングパスを決めて、
あっという間にTDを挙げる。3-7。
名城はなぜかオンサイドキックを試みるも
失敗し、グランパスは中央付近からの攻撃と
チャンスだったが、パントとなってしまった。
第2Q開始。名城はまたしても
一発TDロングパスを決めて3-14となる。
名城QBは苦もなくロングパスを決めているが、
これを止める方法ないのかと思う。
グランパスは自陣20ヤードからの攻撃で、
RB#17塚本君のナイスランが連発して進むも、
後が続かずパントとなってしまった。
次の名城の攻撃では4thダウンギャンブルが失敗し、
グランパスは中央からの攻撃だったが、
名城にパスインターセプトされ攻守交替。
その後名城はFGを決めて3-17で前半終了。

グランパスオフェンスはそれなりに機能しているが、
ディフェンス陣が名城の攻撃を止めることができない。
何とか後半は盛り返してほしいものだ。

後半開始。グランパスのキックを受け
名城リターナーは独走し、いきなりTDを奪う。
3-24となり苦しくなる。
グランパスは自陣35ヤードからの攻撃だったが、
最初のパスを名城選手にインターセプトされ
そのままTDを取られてしまい、3-31となった。
この差では追いつくことは難しくなってきて、
私もがっくり…。
しかし、グランパスは自陣26ヤードからの攻撃を
ランで進み、最後はTE#89伊藤君へのTDパスが決まり、
何とか一本返して10-31となった。
名城は自陣27ヤードからの攻撃で、
自陣内で4thダウンパントを失敗し
グランパスは敵陣20ヤードからの攻撃とチャンス到来。
グランパスはランプレーの後、
WR#13野田君への13ヤードパスが決まってTD!
16-31となって、あと2本TD+2ポイントで追いつく計算。
攻撃はかなり機能しているので無理ではないと
私の気持ちは盛りあがってきた。
と思う間もなく、次のシリーズで名城は
65ヤード独走ランでTDを奪って16-37となり、
ちょっともう追いつけないと、
私は諦めモードになってしまう。
第4Qは互いに点を取れず、
結局16-37、グランパスの敗戦で試合終了となった。

今日の試合を冷静に見れば、
グランパスに勝てるチャンスはほとんどなかった。
力負けではないだろうか。
しかし攻撃はそこそこ通っていたし、
ランとパスの合計ヤードでは名城と拮抗していた。
とにかく名城に一発のロングゲインを
何度も許していたのが敗因だと思った。
次戦は東海リーグ最強と思われる中京大学戦である。
中京は強力な守備陣と能力の高いRBを有しているので、
よほどスカウティングをしっかりしないと
勝てる相手ではないと思うが、
それでもやってみないとわからないこともある。
最強相手だが、何とか頑張って欲しいものだ!

(これはあくまでも個人の観戦記ですので、プレー、
スタッツ等間違いがあればご容赦ください)

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