観戦記
後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。
観戦記 甲南大学戦 平成18年6月25日 at万博スタジアム
31代アナライジングスタッフ
今 香保里さん
2006年6月25日、新設の万博スタジアムにて名古屋大学vs甲南大学の試合が行われました。
遠征、期待と不安が高まります。
天候は相変わらず悪く、小雨が降り続いています。
11時半に到着するも始めての試合会場に戸惑い、準備に手間取りました。
そんな中、フィールドではすでに第1試合、第2試合が行われており、歓声が響き渡っています。
さらに緊張が大きくなります。
ついに16:10。いよいよキックオフです。
甲南大学のキックで試合開始、名古屋大学の攻撃です。
最初のパスは失敗するも次のランプレイで大きくゲイン、ファーストダウンを獲得します。
その後順調に攻撃を続けますが敵陣30ヤード地点でパントになってしまいます。
が、パンター#6野田がスナップされたボールをそのままキープし走り、ファーストダウン獲得です!
このシリーズで名古屋大学は#21のsweepプレイによりタッチダウン。
TFPも成功し、7-0で名古屋大学リードです。
そして名古屋大学のキックで試合が再開されます。
さあディフェンスの出番かと思いきや、甲南大学ボールをファンブルし、名古屋大学がリカバー。
再び名古屋大学の攻撃になります。
このシリーズでは残念ながらタッチダウンを奪うことができず、攻守交替し、甲南大学の攻撃にうつります。
今度こそディフェンスの出番です。
しかし甲南大学はラン・パスプレイを駆使し,、じわじわとゴールに迫ってきます。
ついに甲南大学タッチダウン。
TFPも成功し、7-7と同点になってしまいます.
この後、名古屋大学はランプレイで大きいゲインし、最後は#8へのパスが成功しタッチダウン、
甲南大学も負けじと続けてタッチダウン。
第1Qを終えて14-14と熱い試合になってきました。
第2Qに入り、甲南大学の攻撃が続きますが、ディフェンスが踏ん張って攻守交替します。
名古屋大学自陣2ヤードからの攻撃です。
もちろんセットしたRBはエンドゾーンに入っています。
悪い予感は当たるもので、RBへのピッチが失敗し、名古屋大学SF。
14-16になります。しかもSFの後は再び甲南大学の攻撃となり、
甲南大学に再度タッチダウンを許してしまいます。
その後、名古屋大学はなかなかゲインできず、そうしているうちに甲南大学のタッチダウンが決まり、
14-30と点差が開いていきます。
第2Q も残りわずか。
名古屋大学はパスを繰り返し、徐々に敵陣へと攻め込みます。
しかしついに前半終了まで残りわずか4秒、ゴールまで約25ヤード。
ボールはQB#9吉田からWR#8中村の手に。
パス成功、タッチダウンです!
TFPも成功し、21-30で前半を終えます。
そして後半開始です。
後半は名古屋大学のキックで試合が再開されます。
両校得点がないまま、しばらく攻防が続きます。
そんな中、第3Q半ば、甲南大学がタッチダウン。
21-37と点差は再び開きます。
しかし名古屋大学はタッチダウンを決めることができず、
甲南大学がまたまたタッチダウン。
その後の名古屋大学の攻撃も止められ、攻守交替してしまいます。
このまま第3Q が終わると思ったそのとき、甲南大学がボールをファンブルします。
もちろんリカバーは名古屋大学、敵陣15ヤードからの攻撃になります。
そして第4Qに突入します。
開始1プレイ目にしてタッチダウン、TFPはツーポイントコンバージョンで2点を取りにいきますが
惜しくも失敗し、27-44になります。
そして名古屋大学のキックで試合が再開します。
なんとオンサイドキック、成功です。
再び名古屋大学の攻撃です。
しかし得点することはできず、両校攻防が繰り返されます。
そうこうする中甲南大学がタッチダウン、27-51に点差が開きます。
試合終了まで残り6分。名古屋大学はもう攻撃を続けますが、
なかなかゴールまでたどり着くことが出来ません。
しかし甲南大学にもタッチダウンを許すことなく、
試合は27-51で終了しました。
さまざまな点でさまざまな課題を残し、名古屋大学の春シーズンが終了しました。
しかし、悔しさをばねに反省と経験を活かし、成長しながら秋につなげていこうと思います。