観戦記

後援会会長・門池啓史さんの観戦記を掲載します。

観戦記  岐阜大学戦 平成18年9月30日 at長良川球技メドウ



GRAMPUS後援会会長
門池啓史さん

先週の名城大学戦には完敗を喫してしまったグランパス。
今日は、岐阜大学との一戦が長良川球技メドウで行なわれる。
昨秋、岐阜大学には72-7と一方的な大差で勝利しているので、気持ちを入れ替えて、今回も完勝してほしいところ。

試合球技場の隣には大きな競技場があり、私はここと場所を間違えてしまい、
球技場にたどり着いたのはちょうど試合開始の時だった。

汗だくで何とか間に合った。

9月も終わりだが、今日は気温30度と暑いので、選手諸君はばてなければよいがと思う。


グランパスのキックオフで試合開始。
岐阜大学は自陣20ヤード付近からの攻撃だ。
ランプレーを重ねられ、じりじりと岐阜大は名大陣に進む。

25ヤード付近に来たところで、グランパスディフェンスはようやく4thダウン、5ヤードに押さえる。
もちろん岐阜大学はフィールドゴールを狙いにきて、成功させる。
0-3。先取点を取られてしまった。

なんか少し重苦しい。
でも、「まあいいか、すぐ点を取ってくれるだろう」と思う。

キックオフ後、グランパスは自陣22ヤードからのオフェンスだ。
QB#9吉田君からいきなりロングパスが投げられたが、インコンプリート。

しかし、ランプレーが次々と決まり、1stダウンが続く。
最後は#35RB、地元岐阜出身の奥村君がダイブプレーで15ヤード走りタッチダウン(TD)を取る。
ポイント・アフター・タッチダウン(PAT)も決まり。7-3となった。



グランパスのキックオフで試合再開。

岐阜大は自陣23ヤードからの攻撃開始だ。

ここで、岐阜大QBから投げられたパスを#5の大嶋君がインターセプト!
ゴールライン5ヤードまで走る。これはビッグチャンスだ!
そして、#21RB高木君が難なく走りTDを取る。

PATも決まり14-3。よい展開だ。

第2Qに入りグランパスディフェンスは岐阜大オフェンスをよく抑え、
またグランパスオフェンスはランプレーを中心に1stダウンを連続して取れている。
気付けば、#9QB吉田君の18ヤードキープによりTD。

PATも決め、21-3となる。

その後、岐阜大のパスをまたもや#5S大嶋君がインターセプトし、
最後はWR8中村君への8ヤードTDパスが決まり、28-3となった。
「これでもう勝負はあったな・・・。」と私は思う。

ここで、前半終了。

私は所用で、前半で帰らなければならない。
後半のグランパスの健闘を期待して、後ろ髪を引かれながら球場を後にした。

後半は岐阜大学のキックオフ、名古屋大学の攻撃から試合が開始です。
順調にゲインし、QB#9吉田からWR#12佐藤への40ヤードのロングパスが通り、タッチダウンです。

TFPも決まり、34-3と点差はさらに広がります。



次の岐阜大学の攻撃も、LB#27小林のロスタックルなどにより、難なく押さえ再び名古屋大学の攻撃です。

順調に攻撃を続け、RB#35奥村のランプレーで再びタッチダウンです。

TFPも成功し、41-3になります。

続く岐阜の攻撃は、ランプレーも出ず、パスプレーも決まらずあっさりパント、
スナップミスにより名古屋大学ゴール前15ヤードからの攻撃になります。

その回RB#21のランニングプレーでタッチダウン、TFPも成功し、
48-3とどんどん点差が開いていきます。

次の岐阜大学の攻撃では、CB#15がインターセプトしかけたり、
再びLB#27がロスタックルしたり、DT#51がQBサックするなど、アグレッシブなディフェンスを見せます。


名古屋大学の攻撃は再び敵陣より開始されます。
3rdダウンでQB#6野田のキープでロングゲインし、そのままタッチダウンです。
4本のタッチダウンを決め、55-3で第3Q を終えます。

いよいよ第4Qが岐阜大学の攻撃のまま開始されましたが、
名古屋大学のディフェンスはこの攻撃をしっかりとめ、すぐにオフェンスに変わります。
しかしこの回はゲインすることができず、パントになります。

岐阜大学の攻撃になりますが、即効でCB#1横山がパスインターセプト、
ゴール前5ヤードで名古屋大学の攻撃になります。

そのまま勢いに乗ってタッチダウンです。
再び岐阜大学の攻撃に移ります。

岐阜大学はQBのキープでオープンプレーを展開しますが、
DT#76中島のタックルによりQBボールをファンブルし、名古屋大学SF#11成田がリカバーし、
再び名古屋大学の攻撃になります。

ゴール前15ヤードからの攻撃、QB#6野田がボールをキープし、
1年生WR#13奥村のナイスブロックによりそのままタッチダウンし、69-3になります。



次の岐阜大学の攻撃はすぐにパントになります。
スナップされたボールはパンターの上を越え、そのままエンドゾーンへ転がっていき、
さらに岐阜大学のパンターがボールを押さえることができず、
名古屋大学の#28滝下がボールを押さえ名古屋大学のタッチダウンになります。

また岐阜大学の攻撃ですが、何の問題のなく攻守交替し、名古屋大学の攻撃になります。
ここでも1年WR#13奥村がボールをキャッチし、大きくゲインします。

順調に攻撃を重ねていきますが、ゴール前でなんと岐阜大学にパスをインターセプトされてしまいます。
しかし、自陣浅くからの岐阜大学の攻撃はあっさりとめられ、
大きくパントリターンし、名古屋大学の攻撃はゴール前からです。

RB#33稲垣のランニングプレーですぐにタッチダウン、83-3になります。


そのまま試合終了し、名古屋大学は至上最高得点で試合を終えました。
こんなに点を取ったのは、私の記憶にはない。
次週の南山戦には大いに期待できる。

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